今回製作したモンキーには、ジャズ(AC09)のエンジンを乗せているのですが、ジェネレーターカバーはモンキー用を使用したいので、それに伴いカウンターサポートの取り付けを行いました。
そこでこの記事では、ジャズエンジンにカウンターサポート取り付けについて簡単に解説していきます。
基本的には、必要ない部品ですが、モンキー用のジェネレーターカバーを取り付ける際には、カウンターサポートの取り付けが必須です。
モンキー用のジェネレーターカバー取り付け
ジャズエンジン用のジェネレーターカバーもモンキー用のジェネレーターカバーも取り付けボルトの位置に関しては、全く同じなので問題なく流用が可能です。
ただし、ジャズエンジンに、モンキー用のジェネレーターカバーを使用する際には、カウンターシャフトを支えるためのカウンターサポートと言う部品をセットで取り付けする必要があります。
ジャズエンジン用のジェネレーターカバーには、カウンタサポートを支えるためのベアリングが打ち込まれています。
モンキー用のジェネレーターカバーには、ベアリングがありませんので、カウンターシャフトを支えることが出来ません。
▪️ジャズ用のジェネレーターカバー
▪️モンキー用のジェネレーターカバー
ジャズエンジンにカウンターサポート取り付け
ジャズエンジンに取り付け可能なカウンターサポートは、水野板金さんかGMモトさんの商品どちらかが使用出来ます。
今回は、GMモトさんのカウンターサポートを使用しました。
GMモトさんのオフセットスプロケットキットは、カウンターシャフトにアダプターをはめ込み、サポートで支える構造なので、ジャズのエンジンであれば、直接エンジンのカウンターシャフトを支えることが可能です。
※付属のアダプターを使いません。
ジャズのカウンターシャフト径と、カウンターサポート側のベアリングサイズはピッタリです。
購入してきて、取り付けるだけですね。
強いて言うなら、ジェネレーターカバーをカットする必要があるぐらいです。
▪️モンキー純正ジェネレーターカバー
カウンターサポートを付けないとどうなる?
ジャズのエンジンの場合、カウンターサポートを付けなくても走行出来ますが、カウンターサポートを付けずに走行を続けた場合、カウンターシャフトが曲がってしまう恐れがあります。
当然ですが、カウンターシャフトが長い上、スプロケットが外側に固定されているので、カウンターシャフトに掛かる負担は大きい…。
中古のジャズ用ジェネレーターカバーを見てみると、多くのカバーが割れてしまっています…。あれは、それだけ大きな負担が掛かっている証拠です。
※純正のジェネレーターカバーだと、ちゃんとシャフトを支えきれていない感が否めない。
そのため、カウンターサポートを取り付けるか、大人しくジャズエンジン純正のジェネレーターカバーを使用するかのどちらかが必須になります。
カウンターシャフトを支えない状態で走行し続け、シャフトが曲がってしまえばエンジンを全バラしないといけないので、修理代が高くついてしまいます。早めの対策をお勧めします。
まとめ
ジャズエンジンにモンキー用のジェネレーターカバーを使用する際いは、カウンターシャフトを支えるためのカウンターサポートと言う部品を購入し取り付けてやる必要があります。
カウンターサポートがない状態で走行を続けると、カウンターシャフトが曲がってしまう恐れがありますので注意です。
安さを取るのであれば、GMモトさんのカウンターサポート。見栄えやクオリティを取るのであれば、水野板金さんのジャズ用を購入することをお勧めします。
もし、水野板金さんのカウンターサポートが欲しい場合は、ヤフーオークションで【カウンターサポート ジャズ】で検索してみて下さい。水野板金さんのアカウントから販売されています。(たまに出てない時がありますが、別の商品から質問してみると購入出来ると思います。)
アカウント名が水野板金になっているので、すぐに分かると思います。
▪️GMモトさん
▪️水野板金さん
間違えないと思いますが、こっちの専用のオフセットスプロケット取り付け時用のサポートを購入してしまうと、取り付け出来ないのでこっちは購入しないように…。
ベアリング径が異なるので、カウンターシャフトにハマりません。
それでは。
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