先日、塗装したモンキーの外装の磨きが完全硬化したと思われるので、ヤスリ掛けとコンパウンドにて磨きの作業を行います。
今回、ポリッシャーは使わず、手作業のみです…。笑
そこでこの記事では、塗装後の磨き作業についてお話ししていきます。使用する番手等について詳しく紹介紹介しまう。
使用する番手はいくつ?
今回使用するのはこれ。
- 液体コンパウンドのセット
- ラッピングフィルムシート 1500番
ラッピングフィルムシートの番手は、紙ヤスリと比べると数字よりも高い番手になります。
ラッピングフィルムの方が紙ヤスリと比べて、深い傷が付きません。そのため、手作業で磨くのであれば、ラッピングフィルムの方が優れていると個人的には思います。
もし、紙ヤスリを使用される場合は、3000番ぐらいから始めると良いと思います。ポリッシャーがあるなら、2000番とかでも良いですが、手作業なら3000番ぐらいから始めないと、傷が消しきれないもしくはかなり大変かと…。(板金屋さん曰く)
ポリッシャーがあり、クリヤの塗膜が十分あり、磨きに慣れている人なら1500番ぐらいから磨き始めるみたいですね。
ヤスリとコンパウンドで塗装面の磨き
まずはラッピングフィルムを使って、塗装面を削っていきます。ラッピングフィルムは、水研ぎも空研ぎどちらもOKですが、今回は水を使っています。
ラッピングフィルムにカスが詰まると、塗装面に深い傷が出来る恐れがあるので、ある程度使用したらどんどん新しい物に交換しながら作業しました。
※下手な傷を付けるとコンパウンド作業が大変になるから…。
ラッピングフィルムの水研ぎが終わったら、液体コンパウンドに切り替えひたすらに磨くだけ。
- 3000番
- 7500番
- 9800番
▪️磨く前
▪️磨いた後
少し比較しずらいかもしれませんが、塗装面の柚肌が無くなった(マシになった)ので、写り込んだ際の【ゆらゆら】が無くなりましたね。
完全に傷を消し切るのは、手作業では無理があるかと思いますが、気にならないぐらいには。
ポリッシャーが無く、手作業でもそれなりに塗装面を仕上げる事が可能です。自家塗装なのでこのぐらい綺麗になっていれば上出来ですね。
今回そこまで念入りに磨きをしたわけじゃ無いですが、もっと時間を掛ければ磨きのクオリティは手作業でもまだまだイケそうです。
最後に高級ワックスでも塗って作業完了です。
後日、仕上がりが気に入らなかったのでポリッシャーを購入し、ポリッシャーにて磨き直しました。使用したペーパーとコンパウンドはそのまま。
光沢の出方が見違えりました。
塗装後に磨き作業に入るまで、ウレタンクリアの硬化に時間が掛かるので塗装後は時間を置いてから磨き始める必要があります。
詳しくはこちらの記事でお話ししています。
まとめ
今回、素人が塗装したバイクのタンクを磨きましたが、手作業のみでも比較的綺麗に仕上げる事が可能です。
柚肌が少しマシになるだけでも、見栄えは全然違いますね。今回、磨く前提だったのでかなりクリヤを厚塗りしています。もしヤスリ掛けからの磨き前提であれば、クリヤはかなり厚く吹いてやることを勧めます。
僕みたいな素人が磨きをしても、塗膜が分からないだろうし、メインのカラーが出てきてしまう頃合いも分かりません…。
今回はクリヤを半日掛けて10回近く厚塗りしたので手で、ちょとヤスリ掛けしたぐらいでは何の問題もありませんね。(多分そんなに吹かなくても…。)
下手に車の純正塗装なんかであれば、ヤスリ掛けから磨き出さない方が良いと思います。(コンパウンドだけをお勧めします。)
僕自身は磨きのプロでも何でもないので、塗装面の磨きに関しては、この記事なんかよりもこちらの動画が参考になると思います。一度ご覧になってみることをお勧めします。
それでは。
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