先日、バイクのハンドルの長さ調整をするべく、パイプカッターを使用して鉄パイプの切断を行いました。
パイプカッターって聞いたことはあるけど、実際どうやって使うのかよく分からん…。
そこでこの記事では、パイプカッターの使い方について解説していきます。
パイプカッターの使い方
パイプカッターを使う際に手順は以下の通りです。
- パイプカッターのダイヤルを回してパイプ外径に合わせる
- 刃先をパイプに当てた状態でカッターを回す
- 再びダイヤルを締め込み回す
パイプカッターの後方にあるダイヤルを回すと、ローラーに取り付けられている刃の位置が変わります。
刃を移動させ、切りたいパイプに押し当てた状態でパイプカッター本体ごとを回転させることによって、パイプカッターに設けられた刃がパイプ1周に当たり、カットすることが可能です。
刃の反対側には、パイプカッターがスムーズに回転出来るようにローラーが設けられているので、刃を押し当てた状態でもスムーズに回転させることが可能です。
1.2周パイプカッターを回したら、再度ダイヤルを回転させパイプに刃を押し当て直し、再びパイプカッター本体を回転させる。
これをパイプが切れるまで、ひたすら繰り返すことで徐々にパイプの切れ込みが深くなり、最終的にパイプを切断することが可能です。
今回切断した、鉄パイプは材料厚が役1.5ミリぐらいかと思われます。1箇所カットするのに掛かった時間は、【3分】程度です。塩ビパイプとかであれば、すぐにカットすることが可能ですが、鉄パイプだと少々時間が掛かります。
パイプカッターを使う際の注意点
パイプカッターを使用する上での注意点2つほどあります。
- 1周目が肝心
- 刃は一気に寄せ過ぎない
パイプカッターを使用する際には、特に1周目が肝心です。1周目はまだパイプに切れ込みがない状態なので、パイプカッターを回転させる際にズレが生じやすいです。
※特に鉄パイプは滑るから余計に。
そのため、刃がズレないように慎重に回転させることをおすすめします。1周目から勢いよく回転させてしまうと、刃がズレてしまいます。(余計な傷が付く。)
もう1つは、切り急いでダイヤルを一気に回し過ぎない事…。鉄のパイプを切断する際には、少し時間が掛かりますが、あまり一度にダイヤルを回し過ぎてはダメです。
刃に大きな負担が掛かり、刃が欠けてしまう恐れがあります。締め込み過ぎにより刃が掛けると、刃の破片が自分に飛んでくる可能性も…。
以上の2つがパイプカッターを使用する際の注意点です。特に鉄のパイプを切断する際にありがちな問題なので、鉄パイプを切ろうとしている人は、要注意です。
まとめ
パイプカッターは、パイプをカットすることだけに特化した、パイプ切断用の工具です。パイプカッターを使用することで、人力だけを使い且つパイプの切断面を綺麗にカットすることが可能です。
使い方もシンプルでダイヤルで刃の位置を調整しながら、パイプカッター本体を回転させパイプの全周に少しづつ切れ目を入れていき切断します。
塩ビパイプから鉄パイプまで、幅広いパイプの切断作業に使用可能です。
- 塩ビパイプ
- アルミパイプ
- 銅パイプ
- 鉄パイピ (板厚が厚いとキツイ) などなど
パイプカッターには対応可能な太さ(外径)があるので、これからパイプカッターを購入される方は、自分が切りたいパイプ径と対応の太さを確認してから購入するようにしましょう。
カットする箇所が多かったり、材料厚のある鉄パイプであれば、パイプカッターではなく高速カッターの使用がお勧めです。
グラインダーを簡易的に高速切断機の要領で使うための、スタンドもあるのでグラインダーを所有している方ならこれでも使えそう。
機会があれば、僕も購入してみます。
それでは。
▪️関連記事はこちら