これからキャンバープレートを購入しようと思っているのですが、キャンバープレートを選ぶ上でのポイントはありますか?どんな商品を購入すれば良いですか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、キャンバープレートの選び方について簡単に説明してきます。
キャンバープレートの選び方
※画像出典:SIXTH-SENSEホームページより
キャンバープレートを購入するにあたって、確認しておくべきポイントは以下の3つです。
- 裏側のプレートは付属するか?
- プレートの向きは調整が可能か?
- プレートには傾斜が付いているか?
基本的に、キャンバープレートを購入する際には、この3つ全てをクリアしている商品を購入するのがベストです。
裏側のプレートとは、キャンバープレートと同様の角度が付いたプレート(もしくはワッシャー)です。これが付属している商品を購入しないと、プレートを固定するボルトが斜めになるので、ボルトが緩みやすくなります。
※ボルトが面で接地しないため。
キャンバープレートと同じ角度のプレートを、反対向きにボルト側に噛ませてやることで、ボルトが面で当たるようになるため、ボルトの緩みが防止されます。
もう1つは、プレートの取り付け向きを調整もしくは変更が可能であるか?ここの取り付け部分が調整出来ないと、車高を下げているユーザーの場合、トー角が大幅にズレてしまう恐れがあります。
もしくは、車高を下げてる状態でトー角がズレないように、傾斜が付いているか。(これなら取り付け向きの調整が出来なくてもまだ大丈夫。)
お勧めできないキャンバープレート
最近はネット等で数千円程度で販売されているキャンバープレートも目立ちます。
この手のキャンバープレートは、プレートに傾斜が付いていない場合が多いです。キャンバープレートに傾斜が付いていないような、商品の購入は避けることをお勧めします。
多分、このキャンバープレートには、傾斜は付いていません…。これではただのプレートです。ワッシャーを挟んでいるのとほとんど変わりは無いと言っても過言では無いレベルです。
このようなプレートを使用すると、取り付け面が点(線)で当たるので、部品が歪んだりボルトが緩むトラブルが発生しやすくなってしまいます。
どうしても使いたいと言うのであれば、無理に止めはしませんが、間違ってもお勧めは出来ませんね。
まとめ
キャンバープレートを購入する際には、以下の3つのポイントを基準に選んでやれば、失敗を避けることが可能です。
- 裏側のプレートは付属するか?
- プレートの向きは調整が可能か?
- プレートには傾斜が付いているか?
特に、キャンバープレートの取り付けで、トー角のズレに悩むユーザーが多いです。キャンバープレートを購入する前に、そのプレートを付けるとトー角はどうなるのか?ここは確認しておくことをお勧めします。
車種や車高によっては、走行に問題が出るほど、トーインになってしまう商品も珍しく無いですよ。
色々と理解して商品化されているキャンバープレートは金額もそれなりになってしまいますが、安物を使うとトラブルの原因になる恐れもあるので、注意した方が良いと思います。
場合によっては、キャンバープレートでなく、アクスル加工を検討した方が良い場合もあると思います。
それでは。
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