先日、ムーヴ(L175)に車高調を組み込んだのですが、ストローク時にドライブシャフトが干渉しております。
そこで、ドライブシャフトの逃げ加工を行いましたので、L175ムーヴのドライブシャフト逃げ加工について少しお話ししていきます。
用意するもの
- 油圧ジャッキ
- リジットラック
- グラインダー
グラインダーをベルトサンダーに変換する商品があるので、そちらがあるとかなり加工しやすいです。(今回は使って無いですが、結構これ便利。)
【L175】ドライブシャフトの逃げ加工
まず始めに上の画像が、フレームの耳を削る(逃げ加工)前の様子です。
ドライブシャフトに2本線が入っているのが分かります。(フレーム側が鉄板2枚になっているので、2本線が入ります。)
純正の状態から、少しドライブシャフトの形状に合わせて、フレームが丸く逃してあるので、それを基準にフレームのミミをグラインダーで削っていくだけです。
今回は、車高調を取り付けたまま画像のクリアランスで加工していますが、作業性を考慮するなら車高調を外した状態でスペースを確保してから、作業することをお勧めします。
サンダーを入れいる際には、ブレーキライン等にサンダーを当てないように…。少しでも削るとそこから裂ける原因に繋がりますので要注意です。
ガッツリ干渉するほど車高を下げている訳ではないので、必要最低限だけ削って作業完了です。
ちなみに今回の車高は、16インチでギリギリハンドルが切れる程度の車高です。車高はそこまででも無いですが、フロントのバネレートが4キロだか5キロなので、この程度の車高でも…
もしフレーム側を削りたく無いのであれば、バネレートを10キロ前後まで上げてやれば、この車高ならドライブシャフトの逃げ加工はしなくても対処し切れるかと思います。
特にフレームを削るのに躊躇する車でも無いので、僕にはバネレート変更の選択肢はありませんが…。
まとめ
おそらくですが、1世代前の型式のシャーシよりもドライブシャフトとフレームまでの距離が短いように感じます。
※L150、L350とか
このぐらいの車高であれば、バネレート変更でも対処は可能なので、無理にフレーム側を逃げ加工しなくても対処は可能だと思います。もしフレームを弄りたく無いのであれば、バネレートの変更をお勧めします。
※フレームと言ってもミミなので、フレームは言い過ぎですね。
それでは。
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