モンキーのシートを取り付けたのですが、シートのポジションが高くて不恰好…。車高を下げているのにも関わらず、シートの位置が高いとちょっぴり残念なモンキーが出来上がります。
そこでシート位置を下げる加工を行いましたので、この記事では、モンキーのシート位置を下げる方法(加工)について解説していきます。
車高を下げるユーザーには必見情報です。
使う工具
- メジャー
- グラインダー
- 溶接機
使っている溶接機はこちらです。100Vの溶接機だとこいつが結構優秀です。
シート位置を下げる方法
まずは現状のシート位置を把握しておき、どのぐらいシート位置を下げてやれば良いのかを決めていきます。
現状はこんな感じです。
今回は、シートとリアショックがスレスレになるところまで、シート位置を下げてやりたいので、約20ミリシートステーを短縮してやることにします。
シートステーを外し、20ミリカットしたらあとは溶接するだけ。
シートステーをカットする前に、シートに固定する側とサス受け側にハマる方の位置関係が分からなくならないように、マジックで1本線を引いておきます。
カット後、その線同士を合わせて溶接すれば、位置関係がズレないので、シートの取り付けに困らずに済みます。
溶接する際に気をつける事は、とにかく位置関係をズラさないようにする事と、ステーの直角を出す事です。
外側は溶接ビート少し削って整えておりますが、内側はビートには一斉手を入れません。シートステが折れたら困るので…。
外側も見えないからビートを残したままでも良いですが、何となく削って整えました。
あとは錆止め用にシートステーを黒く塗装し、シート本体に取り付け車体にドッキングするだけ。
シートの位置が狙い通りになりました。シートステーの溶接部分も上の方で溶接しているので、裏から覗き込んでも溶接されていることは分からないですね。
これにてシート位置の変更が完了です。
ちなみに多少(3.4ミリ程度)であれば、ステーとシートの間にワッシャーを噛ませて、シート位置を上げることも可能です。
前側のステーも同じように加工しないとシートが平行にならないと思います。やることは同じなので割愛しますが…。
今回のシートは、4Lフレームに5Lシートを取り付けるための加工をした際に、前側のステーはついでに短縮してあったので、後ろ側だけしか加工していません。
まとめ
モンキーの車高を下げる場合、車高の変化も大きいですが、シート位置を下げてやることも変化が大きいです。
使用しているシートステーによって、シート位置は変わるので一概には言えませんが、シートが少し高い位置に固定されている場合は、車高と一緒にシート位置も下げてやることをお勧めします。
全体のバランスも良くなるし、車体も低く見えるので一石二鳥です。
やらない理由がありません。(車高を下げるカスタムをするのであれば…。)
それでは。
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