パワステオイルの交換を勧められたんだけど、交換した方が良いの?なんのためにやるの?やらないくても良いと言っている人たちがネットの情報が目立つけど…。
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、パワステオイルの交換で得られる効果についてお話ししていきます。
それに加えて、パワステオイルは交換した方が良いのか?と言う点も少し触れておきます。
パワステオイルの交換で得られる効果
パワステオイルの交換で得られる効果は以下の2つです。
- パワステポンプの負担を減らす
- ステアリングが軽くなる
パワステオイルの交換で1番の効果(目的)は、パワステポンプの負担を減らしてやることです。
パワステオイルもオイルなので、古くなり劣化していくと、本来のオイル性能は発揮できなくなってしまいます。そうなれば、当然負担を被るのは、【パワステポンプ】です。
パワステオイルを交換したぐらいで、パワステポンプの故障にはなんの関係も無いと言う人もいますが、パワステポンプが壊れやすい車種なんかでは、その差は大きく影響が出るようです。
故障したり【ウィーウィー】音が出始めたり…。
長年パワステオイルの交換をしておらず、真っ黒の状態から新しいオイルに変わると、ステアリングが軽くなるのもパワステオイル交換で得られる効果です。
ただし、ちょっと汚れているぐらいの車だと、ここはそんなに体感することは出来ません。先日交換した車は、ほとんどステアリングの重さは変化しませんでした。
※後から整備記録書を見たら、6年前ぐらいに交換されている車でした。
10万キロでパワステオイル無交換ぐらいの車で交換すると、その差がはっきり分かるぐらい変化が現れてきます。前に交換した軽自動車は、ステアリングが軽くなったのが、すぐに分かるぐらい差が出ました。
正直なところ、ステアリングを軽くするためにパワステオイルを交換すると、ガッカリすることになるかもしれません。あまりそこに重きを置いて交換に取り掛からない事をお勧めします。
パワステオイルは交換した方が良い?
賛否両論ありますが、パワステオイルも汚れるし劣化します。当然オイルなので劣化すると、本来の性能は発揮できず、何年も交換していない汚ったないオイルでは、パワステポンプに大きな負担を与えます。そのため、たまには交換してあげる事をお勧めします。
日本車の場合だと、パワステポンプが故障して動かなるケースはそんなには多く無いかもしれませんが、欧州車ではパワステポンプが故障し、使い物にならなくなるケースも珍しくありません。
やりたく無い人に無理に交換しろ。とまでは言いませんが10年も無交換で交換を迷っているなら、ここいらで1度交換しておいても良いと思います。
僕自身も滅多に交換はしませんが、気まぐれでパワステオイルを交換したりします。
これだけは言えますが、全く変えなくても良い(常に新油時の性能を保ち続ける)オイルはありません。
まとめ
パワステオイルの交換で得られる効果は、パワステポンプの負担を減らすことが可能です。
新車で購入し、10年以内に手放すような車両なら、最後まで交換せずに乗り続けても良いかもしれませんが、長く大事に乗るような車であれば、効果云々の前にメンテナンスの1つとして交換しておく事をお勧めします。
工賃がべらぼうに高い作業では無いし、家も簡単に作業可能です。
愛着のない車のパワステオイルでも、新品に交換すると気分が良いものです。
1つだけ言うなら、オイル交換に効果を求め過ぎるは如何なものかと個人的には思います。エンジンオイル交換をするのに、速度やトルクアップを求めているのと同じような事だと思います。(大げさな比喩です。)
※個人的な主観です。
最終的には交換したければすれば良いし、したくないのであればしなくても良いと言うのがやった方が良いか否かの結論だと思います。
それでは。
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