長い事愛用している我が家のジャッキ2機をまとめてオイル交換する事にしました。
ジャッキのオイル交換ってどうやるの?
そんな人もいらっしゃると思います。そこでこの記事では、油圧ジャッキのオイル交換方法を紹介していきます。たまには、ジャッキのオイル交換もしてあげないと…。
オイルの種類は?何を入れるの?
※容器は両方とも関係ありません。ウイスキー入れたら、ジャッキもアゲアゲ↗︎かもな…。
油圧ジャッキのオイルには、作動油を使用します。
オイルの種類は32番か46番ぐらいがよく使われる粘度だと思います。
粘度が低い方が、ジャッキの上がりが早くなりますが、オイルがサラサラになる分、オイルが漏れやすくなります。今回僕が使用したのは46番です。
知り合いの車屋さんから貰ってきた、重機のシリンダー等に使用するオイルです。(使い道は色々ですが…。)
中には、エンジンオイル等を使用する方も…。もし何を使えば良いか迷う時は、ジャッキ用に販売されているオイルがあるのでそちらを購入して使えば良いと思います。
少しだけ内容を覗きましたが、32番のオイルですね。
油圧ジャッキのオイル交換方法
油圧ジャッキのオイル交換方法はいたってシンプルで、オイルのフィラーボルトを開けて、そこからオイルを抜いてオイルを入れ直すだけです。
フィラーボルトは、シリンダーの真上あたりにあります。(大体どのジャッキも)
下のジャッキのように、カバーがボルトで固定されている場合もあります。その場合はボルトを外してカバーを退けてやればアクセス可能になります。
ボルトはプラスネジかマイナスネジのどっちかが使用されていると思います。ボルトを外す前に、周りを軽く掃除した方がですね。(そのまま開けちゃっているけど。)
シリンダーの中にゴミが入ると、当然宜しくありません…。
ボルトを外したら、後はジャッキ本体を豪快にひっくり返してオイルが抜け切るのを待つだけです。オイルが出でこなくなれば、ジャッキを戻しオイルを入れてやればOKです。
上の画像は約7年目になるジャッキから抜いたオイルで綺麗だったんですが、4年ほどしか使っていないコストコジャッキからは真っ黒のオイルが…
ちなみに、入れるオイルの量は入れ口から約10ミリ下ぐらいまでオイルが入っていればOKです。入れ過ぎると、ボルトを閉めた時に溢れます…。
オイルを入れたり量を測る時は、シリンダーを下げた状態で。ここが一番オイルが溜まっている状態です。
もし1Lとかで作動油を購入する場合は、オイラーが無いとオイルの補充が難しいです…。
オイルが入れ終わったら、リリーフバルブを2.3週左に回して、油圧を抜いた状態でポンプを10回ぐらいストロークさせてエア抜きを行えば作業完了です。
フロアジャッキだと、エア抜き用のボルトがあったりするので、加えてそちらからもエア抜きしてやりましょう。同じようにカラでポンピングし、エア抜きボルトから少しオイルを抜いてエアが出でこなければOKです。
全て作業が終わったら、油圧を掛けてみてジャッキが正常に稼働するかのテストも忘れずに。
もし、一番上まで上がらないような時は、オイルの量が足りていないかと思われますので、一度ジャッキを下げて量をもう一度確認してみて下さい。
まとめ
小さいジャッキも大きめのフロアジャッキもオイル交換のやり方は、基本的に同じです。正直なところ、オイル交換をしても何の効果も体感出来ないのが本音です。
今回オイル交換したジャッキは、車を持ち上げるためのアルカンジャッキ(4年ほど使用)、足回りを組む際に使用している小さいジャッキ(7年ほど使用)ですが、どちらも特に変化はありません。
エンジンオイルやミッションオイル交換は良くするけど、たまにはジャッキもね。そんな気持ちの問題でオイル交換をしておきました。
長年お世話になっているジャッキであれば、そろそろオイル交換をしてみても良いのでは?たまにはメンテナスぐらいしてあげないと。
それでは。
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