久しぶりのマニュアル車なので、少しうるさくして乗ろうかなと。
ダイハツのマフラーは、一本丸々交換しないと、音量を変えることが出来ません。そこで、エッセの純正マフラーを加工することにしました。
この記事では、エッセのマフラー加工についてお話ししてきます。
用意するもの
- 純正マフラー
- 高速カッター
- 溶接機
- マフラーステーの代用品
車検のことも考え、別で純正マフラーを1本加工ベースに用意しました。先日まで乗っていたムーヴラテから、マフラーを拝借しました。
溶接機はこちらを使用しています。一家に一台必要ですね。100Vですが、優秀です。
エッセのマフラー加工
まずは用意した、ダイハツ純正マフラーを切断やら溶接やらをして、最終のタイコを撤去したり、フランジの移設等を行います。
今回作るリアピースと純正マフラーを、中間タイコの後ろでボルトで脱着出来るようにするため、リアピースのフランジを撤去し移設します。
セットで最終の大きなタイコを切断し、用意したマフラーのフロントパイプ側から不要な部分を適量カットし、タイコ部分の穴埋めに使用しました。
元々フランジで固定されていた、リアピースというかテールパイプ部分は、溶接で固定してしまいます。タイコが無くなるので、そこは一本モノになっても大丈夫。そこが分割出来なくても交換は容易に可能です。
撤去したフランジを中間タイコの前に溶接で固定。これで新しく取り付けるマフラーの準備が完了です。
- 一番奥 用意した純正マフラーの加工品
- 真ん中 車両から外して切断した中間タイコ以降
- 一番下 車両から外して切断したフロント側
車体から純正マフラーを外し、中間タイコのすぐそばでマフラーを切断したら、残りのフランジをまた溶接。
これで、純正状態では不可能である、中間タイコ直後からのマフラー交換が可能になります。
フランジは使い切ってしまったので、別途でテールパイプを購入し、フランジを拝借し純正マフラーの片割れにもフランジを溶接しておきます。
エッセから切断して取り外したリアピース側にもフランジがありますが、そちらは残しておかないと戻す時大変になりますので注意です。タイコがデカく、ジャッキアップで交換するとなると、マフラーが抜けない恐れあり。
元々一本で来ていたマフラーがフランジにて、接続される形になりました。
バッチリですね。
100V溶接のコツについては、こちらの記事で解説しています。
マフラーステーの追加
最終のタイコ部分にマフラーステーがありましたので、ストレートにするために移設したストレートパイプ部分にステーを新設します。
ホームセンターで購入した、このボルトとリベットピンを合わせてステーの代用にしました。
純正のマフラーステーと全く同じ使い勝手のステーが完成しました。
これで純正のマフラーバンドを使いつつ、マフラーの固定が可能です。
まとめ
エッセに限らず同年式のダイハツ車は、マフラーを丸々交換しないと音量が変わらない…。(コストカットで1本モノのマフラーになているから。)
リアピースに社外品のマフラーを入れても正直なところ変化はほとんど皆無。(気休め、音質の変化がある程度です。)
そこで今回のような加工をすることで、フロントパイプ側は触らずにリアピース交換だけでタイコを取ったり付けたりすることが可能になります。
車検の時や音に飽きた際、簡単にマフラーを純正に戻せるのでお勧めです。
丸々一本交換すると金額も高くなるし、交換するのが少しばかり面倒ですからね。
それでは。
▪️関連記事はこちら