エッセのフロントタイヤがフェンダーの爪にガサガサ当たってて鬱陶しいので、爪折りを行いました。
DIYで爪折りする時ってどうやれば良いの?
そんな方向けに、この記事ではDIYでフェンダーの爪折りを行う方法についてお話ししてきます。
用意するもの
- ハンマー
- ヒートガン
- 養生テープ(マスキングテープ)
- 木の板
- パーツクリーナー
爪折り機という爪を折るための工具もありますが、僕自身は使用しません。
過去に一度だけ使用しましたが、フェンダーが膨らんじゃう…。(やり方が悪いのかな。)
それに加えて、車高を下げている場合は、一度車高を上げてやらないと使えない場合があるのもネックですね…。
理由は爪折り機の構造を見れば一目瞭然かと思います。
フェンダーの爪折りをする方法
フェンダーの爪を折る際には、以下の手順で作業します。
- 爪の裏を掃除する
- フェンダーを温める
- 養生テープを貼る
- 木の板でフェンダーを抑える
- 爪をひたすら叩き折る
フェンダーの爪を折る際には、必ず作業に取り掛かる前に爪の裏を、パーツクリーナーとウエスで綺麗に掃除しておきます。
爪の裏にはタイヤが巻き上げた砂や砂利が乗っかっており、掃除せずに爪を折ってしまうと、そのゴミが折った爪とフェンダーの間で押し込まれ、表面がボコッとしてしまいます…。
フェンダーを温める理由は、塗料を温め割れるのを防ぐためです。
温めずに爪を折ると、折ったところの塗料が割れて剥がれてしまいます。丁度フェンダーの真下が剥がれるのでオモテ面には出て来ませんが、時間が経つとオモテまで…。
もし割れてしまった場合は、タッチペンをしておくことをお勧めします。
ヒートガンが無い場合は、ドライヤーでも十分です。ヒートガンは結構使い道があるので安いやつを持っておくと便利ですけどね。
ヒートガンを使用する場合は、温め過ぎに注意です。手で触れないぐらいだとやり過ぎかと思われます。
フェンダーを叩く際に、木の板を当てるのですが、それが擦れて傷がつかいないように養生テープを貼っておきます。
大体ですが、爪を折る際には、養生テープを貼った50分〜10分ぐらいの範囲の爪を折ればコトが足りると思います。車の状況にもよるとは思いますが…。
フェンダー側に貼れば十分ですが、念のため木の板側にも養生テープを貼っておくと安心です。
あとは、フェンダーに木の板を強く押し当てながら内側から爪を叩き折ってやればOKです。
叩く瞬間に木の板をしっかり押し当ててやらないと、フェンダーがウニョウニョになっちゃいますので注意です。
あまりにも叩き折り過ぎると、折った鉄板でフェンダーが浮き出てると言うか、線上の傷になる恐れがあるので程々に…。
まとめ
木の板をちゃんと押し当てた状態で、爪を叩いてやればフェンダーのオモテ面がウニョウニョしたり凸凹になることはないと思います。
ハンマーの力に負けると、少し膨れちゃうコトはありますが…。
不安な方は、お店にお願いすることをお勧めします。もし、お店に出す際には板金塗装も自社でやっているショップさんにお願いするのがお勧めです。
それでは。
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