可変アクスルのキャンバー調整がしたいんですが、どうやってキャンバー角を合わせるんですか?ショップで組んでもらったのでイマイチ調整方法が分かりません…。
先日、このような質問を頂きました。
丁度タイミングでエッセに取り付けた可変キャンバーアクスルの調整を行いました。この記事では可変アクスルのキャンバー調整について、画像付きで紹介してきます。
可変アクスルのキャンバー調整方法
可変アクスルのキャンバー調整は、左右から固定しているボルトを緩めて角度の調整を行います。
左右2本づつボルトがあり、合計4本のボルトを全て緩めます。
そしたら、ハブが固定されている側のブラケットが自在に動かせるようになるので、角度を決めて再びボルトを締め込めばキャンバー調整が可能です。
だいたい、どこのメーカーが作る可変アクスルもこのような構造になっています。
左右はどうやって合わせる?
可変アクスルの場合、アーム車のようなシビアな調整が難しいです。
そのため、後ろにあるストッパーボルトを上手く利用して左右のキャンバー角を合わせたり、キャンバー角の微調整を行います。
画像のように、ブラケットをボルトに突き当てた状態で固定するのですが、このボルトの突き出し量を変化させてキャンバー調整を行えば微調整が簡単に可能です。
ボルトの頭から、ブラケットまでの距離を計測して調整するのが良いと思います。
ボルトの突き出し量を左右で均等にしてやり、しっかり突き当てた状態でボルトを締め込めば左右のキャンバー角を合わせることが可能です。
ボルトを締め込んだ際には、ボルトにしっかり突き当てられてるかを確認しておくことをお勧めします。
ボルトを締め込む際に、ブラケットがズレてしまうことがあります。
まとめ
今回は、左右のキャンバー角を微妙に起こす調整を行いました。
正確な角度は不明ですが、ボルトの突き出し量を1ミリ長く、そこに突き当てるようにキャンバー調整をしましたので、微妙な数値ではありますが、調整前よりもキャンバーが起きました。
少しホイールが内側に入り込み過ぎていたのが解消されました。
可変アクスルのキャンバー調整は、慣れると案外簡単で使い勝手も良かったります。皆さんがどのように調整しているかは知りませんが、1つの参考にしてみて下さい。
それでは。
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