エリシオンの純正アッパーアームのブーツが破れているので新品に交換します。
そこでこの記事では、エリシオンのフロントアッパーアームのボールジョイントブーツの交換方法についてお話してきます。
オデッセイも同じ容量で交換可能です。
使う工具
- ラチェット
- ソケット
- タイロッドエンドプーラー
- パーツクリーナー
- グリス
用意するものはこちらの通りです。
アッパーアームを外すか、車体に取り付けられた状態で交換するかによっても多少異なる点があります。
今回使用したブーツは大野ゴムのものです。オデッセイと共通部品ですね。D−1613って品番です。
【エリシオン】アッパーアームのブーツ交換
まず始めにアッパーアームとナックルの連結部分を切り離します。
ナットを緩めて、タイロッドエンドプーラーで外してやります。詳しくはこちらの記事でご確認下さい。
ギアプーラーではなく、タイロッドエンドプーラーを使用している理由についてもお話ししています。
もし、アッパーアームが現在車体に取り付けられているようなら、ナックル部分だけを切り離して、車体に固定された状態で交換する方が手っ取り早いです。
※アームを外すのに、ショックアブソーバーを外さないとボルトが外せないため。
ボールジョイントブーツは、バンドを外せば簡単に外せます。
バンドの先端から順に外していけば、工具要らずで手だけで外せます。
ブーツを外して、ボールジョイントに付着している古いグリスを拭き取り、新しいグリスを塗ったら、新しいボールジョイントブーツを被せて、再びバンドを固定すれば作業完了です。
使用しているグリスはリチウムグリスです。
バンドは使い回しました。(バンドを強引に外したりしない限り、使い回しても問題無いと思います。)
バンドを取り付けた後は、バンドが全て溝にハマっているかを確認しいておきましょう。
まとめ
アッパーアームのボールジョイントブーツを交換される際は、ナックル部分を切り離した状態にして、車体に固定したまま作業する方が効率的だと思います。
アッパーアームを外した方が、ジョイント部分の清掃やグリスアップがしやすいのは事実ですが、ショックを外す手間を考えると…。
今回は、社外のアッパーアームを組み込み、純正のアッパーアームが外れている状態で交換していますが、車体についているなら外しませんね。
ショックや車高調を外すタイミングがあるのなら、そこでやるのが1番良いかもしれません。
それでは。
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