とある作業をするために、フロントバンパーの脱着を行いました。
そこでこの記事では、エリシオンのフロントバンパーの外し方について簡単に説明していきます。
クリップの位置やボルト、爪の部分だけ把握しておけば比較的簡単に脱着可能です。10分ちょっとで外せちゃいます。
必要な工具
- プラスドライバー
- クリップ外し
- ラチェット
- 10ミリソケット
プラスドライバーは、肢の部分が短いショートタイプがあると作業しやすいです。
あくまでも、持っていれば。程度ですけどね。
【エリシオン】フロントバンパーの外し方
作業手順は以下の通りです。
- ボンネットを開ける
- ラジエター上のカバーを外す
- バンパー下側のクリップとボルトを外す
- バンパーの両脇を固定するネジを外す
- バンパーを外す
順番に解説していきます。
ラジエター上のカバーを外す
ラジエターの上にあるカバーは、コアサポートとグリルを連結してしまっているため、外します。
クリップは画像のように、丸い部分をクリップ外し等で持ち上げてから、クリップ本体を引き上げます。
エリシオンも結構古い車なので、クリップが劣化していて慎重にやっても割れちゃうクリップも….。もしクリップが破損してもカー用品店やネット等でもクリップは購入可能です。
そんなに高いものでないので、この際全交換してしまってもいいぐらいです。(僕は再利用しますけども。)
赤丸部分のクリップを全て外したら、上に持ち上げるように外せます。
写真の部分(グリル側)に爪があります。無理に引っ張るのではなく、カバーをめくりながら爪の部分にある金具を摘みながら、カバーを持ち上げるように外します。
※全部で6ヶ所ぐらいだったかな。全てカバーをめくれば、目視で確認出来る位置にあります。
力任せに引っ張ると破損の原因になりますので注意です。
バンパー下側のクリップとボルトを外す
バンパーの真下にクリップ6本と、両脇にネジが2本あります。
僕の車は少しばかり車高を下げて、バンパーの下を擦っているせいか、クリップが半分逃げ出していました。1個は余命1ヶ月ほどまで、やられています…。
こちらはアンダーカバーとタイヤハウスのインナーと連結されているので外しておく必要があります。
車高が低い車は、スロープに車を乗せた状態で作業した方が良いと思います。
両脇のネジは頭が10ミリの六角です。
バンパーの両脇を固定するネジを外す
あとは、バンパーの両脇を固定する2本のネジを外します。
ハンドルを切った状態であれば、タイヤはついたままでも問題なく作業可能です。
順番に両側へハンドルを切りながらの作業になると思います。
バンパーを外す
これでバンパーを固定するクリップやボルト、ネジは全て取れたので、あとはバンパーを外すだけ。
フロントバンパーを固定している爪は画像の矢印部分のみです。(両側)
まずは、バンパーの両脇(フェンダー付近)を手前に引っ張り、爪を外します。そしたら両脇がブラブラになるので、そのままヘッドライトの真下まで手を入れて、もう1度バンパーを手前に引いてやります。
これでバンパーを固定している爪は全て外せます。
最後に、グリルの両脇にあるこちらの引っ掛かりを持ち上げながら外してやると、バンパーを上に持ち上げることが可能です。
※画像ではすでに外れていますが、上側の穴が矢印部分のポッチにハマっています。
バンパーが外せたら、一旦車体のすぐ近くにバンパーを置いて、フォグランプのカプラーを引っこ抜けばバンパーが完全に外せます。
爪を押しながら引っ張るだけなので、そんなに難しいことはないと思います。
もっと早い段階でフォグの配線を抜いておいた方が良いかも…。(完全にフォグの存在忘れてた。)
まとめ
この車格になると、フロントバンパーも大きくて重量感がありますが…
1人で問題なく脱着可能です。
傷を付けてしまわないか心配…。
そんな人は、マスキングテープなり養生テープなりを貼っておくと安心です。主にヘッドライト周りあたりに傷を付けるリスクがあるので、注意です。
それでは。
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