アッパーアームを交換しているのですが、車検の時にバレますか?
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、アッパーアームの交換は車検の時バレないのか?というテーマでお話ししていきます。
結論を先にお伝えしておくと、バレないケースもありますが、基本はバレます。
アッパーアームの交換は車検でバレない?
アッパーアームを交換して、車検に挑む場合にバレるか否かはどんなアッパーアームに交換するかによります。
- 社外品のアッパーアーム
- 純正流用
- 純正アームの短縮
どんなものに交換するかにもよりますが、社外品のアームだったらバレます。これは調整式じゃなくても、形状が純正と異なればバレると思います。
純正流用に関しては、スルーされるケース(バレない)が多いです。(長さが違う程度のアームなら見分けが難しいですからね。)それにそんなこと疑いの目で検査員はかかって来ませんので余計にです。
過去に他車種流用のアッパーアームを取り付けた車を車検に通したことがありますが、完全スルーでした。
形状はほとんど同じで、全長が10ミリ前後短いアームです。
純正アームを短縮したものに関しては、加工のやり方次第でバレるか否かが別れます。
初めから溶接されているところに綺麗な溶接をして短縮したり、開先をバッチリ取って溶接痕が残らない加工などなど…
このような場合であれば、検査員に気が付かれることもないと思います。キャンバー角に明らかな異変があれば分かりませんが…。
下から覗くと足回りは結構見える
車をリフトであげた状態で、下から車を見上げたことがある方なら分かるかも知れませんが…
車検の時には、リフトで持ち上げて下回り検査を行うので各部のアーム類は良く見えます。
※普通車の場合は、地面が堀になっていて人が潜るカタチ。
アッパーアームはサスペンションの上側だから、バレないんじゃない?
そんな風に思う方もいるかもしれませんが、調整式や明らかな加工痕があると、バレちゃいます。
まとめ
他車種の純正流用であれば、そのまま車検に挑んでも良いかもしれませんが、明らかに加工をしたり社外品に交換している場合は、大人しく戻して車検を受けることをおすすめします。
検査員の見逃しで通る確率もあるかと思いますが、(検査員も人間だもの。)無駄な駆け引きをするのは利口とは思いませんね…
無理に止めはしませんが、僕なら純正アームに戻して間違いないカタチで車検に挑みます。
それでは。
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