バフ掛け(磨き)の時にはどこのコンパウンドを使用されていますか?
このような質問がちょこちょこあります。
そこでこの記事では、僕が普段使いしている研磨剤【シェイクモーリー】のレビューについてお話していきます。
ちなみに僕のダックスのパーツの多くの磨きは、シェイクモーリーが使用されています。
シェイクモーリーとは?
一般のエンドユーザーの方々にも手軽に使用でき、高効率(作業時間の短縮)で高品質(くすみの無い深みのある鏡面)な仕上がりが得られる製品づくりを目指しました。
※SHAKEMORLEY HPより引用
だそうです。
僕が購入したキッカケとなる営業マンの話を簡単に説明しておくと…
- 磨く過程で番手が上がっていく
- 下処理要らずで光沢を出せる
シェイクモーリーを使って金属を磨くことで、磨いている最中に研磨剤が細かくなっていき、これ1つで光沢を出せます。
そんな説明をしてもらい購入しました。
ホッドロッドカスタムカーショーでブースを構えていたのはより説得力が増しました。(何の話。)
シェイクモーリーを使ってみた感想
実際にシェイクモーリーを使ってみた感想は…
営業マンのセールストークそのままに、下処理をしなくても光沢のある鏡面に仕上がります。研磨剤を段階ごとに変えたり、サンドペーパーを使用する手間がないのは凄い楽チンです。
これを購入してから、金属パーツの磨きがとても楽になった。というのが率直な感想です。
金属部品を磨く際に、SNS等を見ているとサンドペーパーからご丁寧に下処理されている方が多いです。しかしシェイクモーリーを使用して、磨かれた僕のパーツにサンドペーパーの出る幕はありません。
※表面がボコボコなら話は変わりますが…
このキャブレターもシェイクモーリー1本で磨きあげています。ちなみにファンネルも。機械バフは使用してません。
光沢を言葉で伝えるのは難しいですが、深みのある光沢が出るイメージです。
金額はそこそこ高い商品ですが、下処理をせずともここまで光沢が出せると、下処理に掛かる時間を購入したと思えるので高いとは思わないのが個人的な見解です。
それに、このシェイクモーリーはよく伸びるので、少量垂らすだけでかなりの面積を磨くことが可能です。
そのため、1回購入すればそれほど減る物ではないですね。
このバイク1台でかなりのアルミやらステンレス、真鍮等にシェイクモーリーを使用しましたがまだ4分の1は残っている状態です。
メッキパーツはほとんど無いので、このバイクはどれだけシェイクモーリーのお世話になっている事やら。(機械バフと併用です。)
キャブレターを始め、エンジン周りの小物部品を含めて全てシェイクモーリーで最終仕上げをしています。
ナンバープレートも剥離後、シェイクモーリー1本で磨き上げています。(これに関しては、良い子は真似しないで下さい。)
機械バフ後の仕上げにも有効
当初、営業マンからの話を聞いた上で、下処理無しの段階から光沢が出せるなら機械バフ後の仕上げには向かないかな?そんな風に思っていましたが…
実際に機械バフを掛けた後の金属パーツに使用しても問題なく使用可能でした。
この部品なんかは機械バフをした後に、シェイクモーリーで最後の仕上げをしています。
機械バフを掛ける機会も多いですが、僕は液体研磨剤はシェイクモーリーしか手持ちがないので全てシェイクモーリーで仕上げています。
機械バフのムラ取りにも有効です。
アルミやステンレスなどのパーツの研磨依頼をしてくれたお客様に対し、後のメンテナンス用に適した良い研磨剤がないか というところから構想、開発が始まりました。
※SHAKEMORLEY HPより引用
ホームページにもこのような説明がありました。※この記事を書くにあたって初めてホームページを拝見致しました…。
まとめ
金額が高いから購入するのはちょっと躊躇する…
そんな方も多いとは思いますが、金属を磨くことがあるバイク好きや車好きのオーナーさんは1度は購入してみても良いと思います。
サンドペーパーで下処理をする時間はかなり短縮されるので、時間を購入したような感覚です。
金属の材質にもよりますが、光沢の出方はかなり綺麗だと思います。アルミでもステンでも真鍮でも愛称はバッチリです。
それでは。
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