車高を下げると、ドライブシャフトがバンザイするから、ドライブシャフトに掛かる負担が心配…
先日、こんな意見を耳にしました。
そこでこの記事では、ローダウンに伴うドライブシャフトへの負担は気にするべきか?と言うテーマでお話ししていきます。
結論ですが、それほど気にする必要は無いけど、そんなに心配なら車高なんて下げるのはやめておけ…
ローダウンに伴うドライブシャフトの負担は気にするべき?
正直なところ、ローダウンに伴うドライブシャフトへの負担は気にするも何もどうしようもありません。
結論ですが、ローダウンに伴うドライブシャフトの負担はほとんど気にしなくて良いというお話です。
エンジンを上げない限り、解決策が無いのが理由です。
ローダウンすると、ドライブシャフトに負担が掛かるのは事実ですが…
言うても、それでドライブシャフトが破損するケースは、決して多いとは言えないと思います。
僕程度のローダウン量であれば、ドライブシャフトの不具合は一度も出たことがありませんし、周りでもドライブシャフトの破損は1例しか知りません。
1台、知り合いのムーヴコンテがドライブシャフトのベアリングが破損しました。(ブーツの切れ、ドン突きは無い状況)
長い時間を掛けて、新車から約15万キロほど下げ続けて走行をした末路に過ぎません。
この車高でひたすら乗り続けてようやく壊れるぐらいなら致し方無い程度だと思います。
ドライブシャフトはジョイントによって、ストロークに対応できる構造ですしローダウンをして負担が大きくなったからといっても、すぐに破損するような部品でもありません。
気にするべきはドン突きとブーツ切れ
ローダウンに伴い、バンザイして負担が大きくなることに関しては、どうしようも無いですが…
- ドン突き
- ブーツの破れ
この2つに関しては、気にしておく必要があります。ドライブシャフトの破損(ベアリングの破損や異音)に繋がります。
ドライブシャフトがバンザイすることによって、ブーツが引っ張られたり、ブーツ同士が干渉し(擦れて)破れやすくなるのは事実です。
車高を下げたことによって、ドライブシャフトが破損しやすくなるのは、このような不具合を放置しつ続けた末路が多いです。
特にFF車なんかはステアリング操作が加わるため、余計にです。
※この辺は車種にもよる
詳しくはこちらの記事ではご覧下さい。
車種によっても異なりますが、ドン突きに関してはローダウンだけなら起こらないケースがほとんどですが。ダウン量にもよりけりですが、中には車高を下げるだけでドン突きを引き起こす車も…。
ドライブシャフトのストローク量は車によって異なるので一概には言えませんが…。
まとめ
ローダウンに伴うドライブシャフトへの負担が大きくなるのは事実ですが、それによってすぐに破損してしまうケースはほとんどありません。そのため、気にする必要は無いし気にしてもどうしようも無いです。
ただし、車種によっては分かりませんが…(聞いた話、ワーゲンのドライブシャフト破損はあるあるとか)
ドライブシャフトに掛かる負担よりも、ドン突きやブーツの破損の方を気にしておいた方が良いと思います。
どうしてもドライブシャフトへの負担が気になるようなら、車高を下げないことをおすすめします。
それでは。
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