車高を下げたから、スタビリンクの長さを変えてスタビライザーを補正しよう!車高を下げたからスタビリンクは短くすれば良いんだよね?
こんな風に考えている人をたまに見かけます。
実際に知り合いから聞かれたこともあるぐらいです。実際は、【車高を下げる=スタビリンクを短くする】ココは必ずしも結びつくとは限りません。
そこでこの記事では、車高とスタビリンクの全長の関係性について少しお話ししていきます。短くするケースもあるし長くするケースもあるので注意です。
車高を下げたらスタビリンクは短くするか長くするか?
車高を下げたことによって、スタビライザーの位置が変わってしまい、動きがスムーズでは無くなってしまう…
コレを解決するために、スタビリンクを調整式に変更して補正してやる人は少なくありません。
この時、スタビリンクの長さは短くすれば良いケースと長くすれば良いケースの2つに分けられます。
【車高を下げた=スタビリンクを短くする】ココに関しては正解の場合もあるし、間違いの場合もあるので頭の片隅に入れておいた方が良いと思います。
そんなこんなで、車高を下げたと言う情報だけでは、スタビリンクを短くすれば良いのか、長くすれば良いのかの判断は第三者には回答が難しいです。
自分が乗っている車であったり、足回りの写真があれば話は別ですが。
短くするか長くするかの見分け方
車高を下げた時、スタビライザーの補正を行うため、スタビリンクを伸ばせば良いのか、縮めれば良いのかよく分からん。
ココの見分け方はシンプルで…
スタビリンクを固定する2箇所に着目してやれば、簡単に見分けが付きます。
※分かる人かすれば、こんな見分け方しなくても一目で分かってしまう内容ではありますが…
スタビライザーの取り付けがもう1つの固定ヶ所と比較して、高い位置にあるか低い位置にあるかで判断可能です。
- スタビライザーの方が高い位置 短くする
- スタビライザーの方が低い位置 長くする
これは車種やサスペンション構造の違いから、さまざまです。
■スタビライザーの方が高い位置
■スタビライザーの方が低い位置
絶対とは良い切りませんが、スタビリンクがショックに付くかロアアームに付くかの違いが、見分けるポイントに繋がります。
※車種によっては、どっちにも付かず、スイングアーム(トレーリングアーム)やナックルに取り付けがされているケースもあります。
ショックに取り付けられる車は、ストラット構造の車が大半ですね。
まとめ
車高を下げた際に、スタビライザーの補正をする場合、短くするか長くするかは車によって異なります。
車種によっては、フロントとリアで異なるケースもありますので注意です。
多くの車は前後でサスペンション構造が異なったり、スペースの余裕も違うので当然ですが。
スタビリンクの購入前や取り付け時は参考にしてみて下さい。
それでは。
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