これから車高を下げようと思っているけど、ラルグスのスペックDってどうよ?
こんな疑問を持たれる方も少なくありません。
そこでこの記事では、ラルグスのスペックDについて少しお話ししていきます。
僕みたいに、ただ車高を下げたいユーザーにはコスパ最強です。
ラルグスのスペックDとは?
ラルグスのスペックDは、ラルグス製の車高調の中で最も車高の下げ幅にフォーカスしたモデルです。
他には…
- スペックs
- スペックrs
- スペックsi などなど
車高を下げたいユーザー向けに用意されたモデルだけあって、下げ幅に加えてバネレートが気持ち高めの設定になっているのも特徴ですね。
スペックSとスペックDで比較すると前後共に2〜4キロ程度スペックDの方がバネレートが高くなっています。(車種によって差の変化は変わると思います。レバー比の兼ね合いとかあるからね。)
純正ショックと、車高調の全長を最も短くした状態を並べると、その短さ(下げ幅)は一目瞭然です。
スペックDの下げ幅って実際どうなの?
スペックsの平均下げ幅は80ミリに対して、120ミリの下げ幅を誇るスペックD。(ラルグスHP調べ)
実際にその下げ幅は、かなり優秀です。
ちなみにこの2台にはラルグスのスペックDを装着しましたが、まだまだ下げ幅が残っている状態です。
この程度付近の車高であれば、スペックDの下げ幅を使い切ることは無いと思います。(元々ショートストロークの車だと分からんけども…)
ちなみに上のエリシオンのフロント車高調の現状はこんな感じです。
スプリングのロックシートとブラケットのロックシートがほぼほぼくっ付くぐらいまで、ブラケットが縮まるのでまだまだ下げ幅があることがよく分かります。
ローダウンに伴ってバネレートを上げたりするユーザーからしてみれば、バネレート変更によって上がってしまった車高をブラケット側でリカバリー出来るのでこのぐらい余裕があったほうが良いかもしれません。
欧州車にはスペックDが無い…
以前乗っていた3シリーズにもラルグス製の車高調を使っていましたが、欧州車にはスペックDのラインナップ無し…
欧州車はスペックSIのみ。
スペックDがあればそちらを購入していたと思いますが、実際のところは下げ幅は十分でした。
欧州車用のスペックSIは、国産車モデルで言うところの、スペックSに該当するもよう。(スタンダードモデル)
僕が普段使用している下げ幅程度では、スペックDの下げ幅は使いこなせていないという結論ですね。
とは言え、スペックSだとほぼほぼ下げ幅を使い切ってこの車高止まりなので少し余裕が欲しい感は否めませんが…
まとめ
ラルグス製のスペックDは下げることだけを考えるのであれば、下げ幅が足りなくなることはそうそう無い車高調だと思います。
下回りの対策を万全に取って、前後のリムを喰わすぐらい下げるなら知らんけど…。
他のドレスアップ向けの車高調と乗り心地を比べても、乗り心地はむしろ良いぐらいだと個人的には思います。
▪️乗り心地の比較対象
低いセッティングにフォーカスを当て続けるメーカー(326パワーさんやT-DEMANDさん、日正タイヤさん)と比較すると話は変わってきますが…
ラルグスのスペックDを購入しておけば、下げ幅の問題はあらかた解決すると思います。多分、スペックDで間に合わないのであれば、その辺の車高調でもキャパオーバーかと。
ハイレートバネでかつ足の動きを!とか考えているなら、ラルグスではダンパー側のキャパが確実に追いつけませんので326パワーさんのHPをご覧になるのが良いかと思います。
少し余談ですが車種によっては、RSRのブラックIの方が下げ幅が大きかったりも…。(参考までに。)
それでは。
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