カーフィルムの施工と、スライドドアの内側の作業に伴い、スライドドアの内張を外しました。
この記事では、エリシオンのスライドドア内張の外し方についてお話ししていきます。なるべく写真は多めに取ったつもりです。
これから作業する方の参考になれば幸いです。
必要な工具
- 内張外し
- タオル
- マイナスドライバー
- ピックツール
エリシオンの内張を外す際の1番のポイントは、取手部分のクリップ外しです。
ここに関しては、色々な外し方があり外し方に伴って必要な工具が異なります。後でそのあたりは解説します。
エリシオンのスライドドア内張には、ネジは1本も無いのでプラスドライバーは不用です。
【エリシオン】スライドドア内張の外し方
作業手順は以下の通りです。
- スライドドアの取手を外す
- 窓際のカバーを外す
- 内張を外す
作業ごと、画像付きで解説していきます。
ちなみに右側も左側も作業内容は全く同じです。
スライドドアの取手を外す
スライドドアの取手は、スプラインにはめこんであり、スプラインに設けられた溝にクリップを差し込み固定されています。
このクリップを外せば、取手が手前に抜けてくるシンプルな構造です。
このクリップの外し方は、マイナスドライバーで押し込むかタオルで外してやるかのどちらかがおすすめです。
少し取手を手前に引いた状態で、上から覗き込むとクリップが確認出来るので、そちらをマイナスドライバーで押し込んでも良し。
画像のように、タオルを掛けて下に力を入れても外れます。多分、タオルで外すやり方が簡単かと思います。
僕は両方のやり方で片側ずつバラしましたが、タオルの方が少しだけ早かったかな?
クリップが外れ掛かったら、取手の下から出てきたらクリップにピックツールを引っ掛けて外せば完結です。
わざわざこのこの作業のために買う必要は一切ありません。あると何かと使う場面も多い破格な便利工具ですね。
取手を戻す際には、このクリップを取手の溝に嵌め込んだ状態にして、スプラインに取手を押し込めばOKです。
クリップをはめた写真です。
窓際のカバーを外す
こちらはクリップ2つで固定されています。
下側に内張外し(画像はクリップ外し)等を入れてやり、テコの原理を利用すると簡単に外せます。
内張は最終的に上側に引き上げるように外すため、このカバーが残っていると爪が破損してしまう恐れがあります。
内張を外す
あとは内張の下側から、内張外しを差し込み内張を引っ張れば内張が外せます。
エリシオンのスライドドア内張には、ネジやボルトは1本も使われていません。
スライドドアの取手が取れれば、すでに内張は外せたも同然レベルです。下側を外したら、最後は内張を上に持ち上げるように力を入れると外せます。
当然ですが、内張の裏面にはウィンドースイッチのコネクターがありますので、そちらも外します。
それに加えて、車体前方側に足元を照らすためのランプもあります。電球が刺さっているソケット部分を少し回すと簡単に外すことが可能です。
まとめ
エリシオンのスライドドア内張を外す際のポイントは、取手を外す場面だと思います。
慣れないとなかなか外せない方もいらっしゃるかもしれませんが、構造はシンプルです。
個人的な意見ではありますが、取手にタオルを掛けて下に引っ張るやり方がおすすめです。
それでは。
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