E46(E36)のアッパーアームは何ミリ短縮しましたか?
E46とE85のアッパーアーム短縮に関する質問がちょこちょこ飛んでくるので…
この記事では、E46とE85のアッパーアームの短縮量についてお話ししていきます。(質問されて気が付いたけどどこにも書いて無かった。)
※あくまで目安程度に。
【E46とE85】アッパーアームの短縮量について
僕自身がE46とE85に使用した、E36純正アッパーアームの短縮量は以下の通りです。
- 30ミリ短縮
- 20ミリ短縮(正確には22〜23ミリぐらい)
1回目は30ミリ短縮で加工したのですが、納得が行く範囲内に調整しきることが出来ず、加工をやり直しています…
順番にキャンバーの画像をアップしておきます。
30ミリ短縮
30ミリ短縮した際のキャンバー角がコレ。
いざ、30ミリ短縮してみるとこんなキャンバー角に…。
※正確にはアッパー短縮プラスロアアームです。
アッパーアームを30ミリも短縮してしまうと、ロアアームをガッツリ伸ばさないと、トー角が取れなくなります。(ムッチャトーアウトになる。)
そこをカバーしようと、ロアアームを伸ばした結果がこれです。
完全にやり過ぎましたね…。
20ミリ短縮
20ミリ短縮した際のキャンバー角がコレ。(正確には22か23ミリぐらい。そこを狙った。)
流石にさっきのキャンバーは求めていないので、重い腰を上げてアッパーアームを作り直しました…
22〜23ミリ短縮でこのぐらいのキャンバーになります。(これもロアアーム延長と併用です。)
正直なところをい言うと、もう少し短縮量を抑えても良かったかな…。と言うのが本音です。
15〜20ミリ短縮でキャンバー10度ぐらい
キャンバーアーム(ロアアーム)との併用でトー角の兼ね合いも考えつつ、キャンバー10度付近に抑えるなら短縮量は15ミリ〜20ミリ程度だと思います。
10度もいらないけど、ロアアームだけでキャンバーを付けるとトー角が悲惨…
そんな方は、10ミリ程度の短縮量に加工し、あとはアクスル側の長穴加工で帳尻合わせするのがおすすめです。
詳しくはこちらの記事でお話ししてきます。
まとめ
E46やE85、E36も含めてリアアッパーアームの短縮量はかなり迷うと思います。
- アッパーアームの短縮量
- ロアアームの延長量
- 車高のダウン量
これら3つのバランスを取らないとトー角が悲惨になってしまいますからね…
お陰様で僕自身も、アッパーアームの加工にはかなりの時間を食いました。
自分でやられる方は、仮組みしつつ本溶接することをお勧めします。
それでは。
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