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ロングハブボルトが折れる3つの原因

少し前に、Twitterでこんなツイートを見かけました。※全く知らない人。

 

HKBのロングハブボルト折れた!クソだわ!もう絶対に使わん!

 

 

気になって、その人のTwitterをかる〜く見漁ってみると原因はすぐに分かりました。

 

そこでこの記事では、ロングハブボルトが折れる3つの原因についてお話していきます。

 

 

目次

ロングハブボルトが折れる3つの原因

 

ロングハブボルトが折れる原因には、以下の3つが考えられます。

 

  • ホイールスペーサーの厚み
  • ハブボルトが奥まで入り切っていない
  • サスペンションが硬すぎる

 

順番にお話していきます。

 

※ここで書いている原因が全てとは限りません。

 

ホイールスペーサーの厚み

 

当たり前ですが、ホイールスペーサーの厚みが厚ければ厚いだけ、ハブボルトに掛かる負担は大きくなります。

 

ハブボルトに掛かる負担が大きくなればなるだけ、ロングハブボルトが折れる可能性は高くなるのは、言うまでもありません。

 

あまりにも、ホイールスペーサーを入れ過ぎると、いくらホイールナットのネジ山が必要限度食っていてもだめです。

 

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ホイールナットの掛かり数ばかり気にしている人もチラホラ見かけますが、それだけではだめです…

 

詳しくはこちらの記事でもお話しています。

 

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ハブボルトが奥まで入り切っていない

※この画像は、はめ込む前だから極端だけども。

 

次に、ロングハブボルトに打ち替えた際、正しくロングハブボルトが取り付けられていないケースです。

 

ロングハブボルトに交換した際に、ちゃんとロングハブボルトのカサが当たっていない状態だと、折れる原因に繋がります。※強度の低下に繋がる

 

(本来の強度が出せないという表現が正しいかも。)

 

 

ロングハブボルトに打ち替えた際は、ロングハブボルトのカサがちゃんと当たるところまで入り込んでいるか否か。ここはちゃんと確認しておくように…

 

ここはハブボルトの強度面だけでは無く、ホイールナットを締め込んだ際に、ロングハブボルトが奥まで入り切る場合があります。

 

そうなると、どのようなことになるかと言うと…

 

ちゃんとトルクを掛けたつもりでいても、本当はハブボルトが手前に引っ張り出される。それによって、ホイールナットに適正なトルクが掛かっていないという状況が生まれる可能性があります。

 

つまるところ、ホイールナットが緩んでホイールにガタが生まれ、ロングハブボルトに余計な負荷を受けて折れる。という状況が生まれる可能性があります。

 

サスペンションが硬すぎる

 

最後に、サスペンションが硬すぎるケース(バネレートが高過ぎる)です。

 

基本的には、純正のハブボルトもロングハブボルトも強度の差はそんなに無いと思います。

 

異なるのは、長くなった分ハブボルトが受ける負荷が大きくなる点です。

 

純正のハブボルトの時は、耐えられていた負荷でも、ロングハブボルトに変えた途端、耐えられなくなり折れるケースも珍しくはないと思います。

 

  • バネレートが高過ぎる
  • ストローク制御をしている
  • 満足にストローク出来ない

 

他にもアームロックしてしまっているとか…。

 

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ケースはそれぞれ異なるとは思いますが、ロングハブボルトを使う際には、この辺も頭に入れておいた方が良いと思います。

 

一概に【そのバネレートはヤバいよね】とかは言えませんが…

 

車重(車種)によってもロングハブボルトがどこまで耐えてくれるかは分かりませんからね。

 

かなり極端な例えだけども…トヨタ車の【アクア】も【アルファード】も使うロングハブボルトは同じ商品です。

 

ちなみに車重差は、約700キロ弱ほどあります。

 

まとめ

 

ロングハブボルトが折れる原因は、以下の3つが挙げられます。

 

  • ホイールスペーサーの厚み
  • ハブボルトが奥まで入り切っていない
  • サスペンションが硬すぎる

 

もちろん、ロングハブボルトが折れるケース全てがこの中にある原因とは限りませんが…

 

ロングハブボルトと純正のハブボルトの強度はさほど変わらないですが、ロングハブボルトの方が【受ける負担】は大きくなるという点は頭に入れておくといいと思います。

 

サスペンションの状態(バネレート)や車の車重次第では、ロングハブボルトの使用をやめておくという選択も時には必要になると思います。※個人的な意見です。

 

最後に余談ですが、僕自身友人等から頼まれ、HKBのロングはボルトを3、4回取り付けていますが、折れたことは一度もありません。

 

 

 

それでは。

 

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