先日友人よりこんなLINEを貰いました。
今月車検なんだけど、このタイロッドエンドブーツの状態でも車検に通るかな?
こんな疑問を持たれるユーザーは少なくありません。
そこでこの記事では、タイロッドエンドブーツと車検の関係性についてお話ししていきます。
タイロッドエンドブーツが車検に通らないケース
タイロッドエンドブーツが車検に落ちる(通らない)ケースは以下の2つです。
- ブーツが破れている(切れている)
- ブーツからグリスが漏れている
これが車検時に検査官より指摘される(車検に通らない)パターンです。
ブーツが切れていない状態でも、ブーツからグリスが出てきてしまっている状態も指摘されてしまいます。
ブーツは破れていないのに、グリスが漏れてしまっている場合に関しては、グリスを拭き取れば車検に通過します。
※検査官が見る際に漏れていなければそりゃ通る。
この症状に関しては、ブーツを針金で固定するタイプのタイロッドエンドブーツである場合が多いです。
針金を新しくして、締め付け直すことをおすすめします。
どうせなら新品に変えちゃうことをおすすめしますが…。
タイロッドエンドではないですが、こちらの記事で針金の固定方法についてお話してします。
タイロッドエンドブーツのヒビ割れは?
タイロッドエンドブーツがひび割れているぐらいでは、そのまま車検に通過します。
画像のタイロッドエンドブーツを良く見ると、ひび割れが起きていますが問題なく車検に通ります。(3ヶ月前にユーザー車検を通過した車です。)
年数が古くなってくると、ブーツにヒビ割れが起きることも珍しくありません。
ちなみに先ほどのタイロッドエンドブーツを外した画像がこちらです。
この手の部品は、外した状態からはそんなに悪くは見えないケースが多いです。
伸びたり縮んだりした状態じゃないと、ヒビ割れが確認しにくいです。
まとめ
タイロッドエンドブーツが車検に通らないケースは、ブーツが破れているかグリスが漏れてしまっているかの2択です。
この2点だけを気にしていれば、車検に落ちることはないです。(ブーツの件に関しては。)
これに関しては、タイロッドエンドブーツに限らず、全てのブーツで共通です。
お店に車検をお願いしたい際は、ブーツの状態があまりにも悪いと、車検に通る状態だったとしても交換されることもあると思います。
※予備整備ってやつですね。
それでは。
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