少し前にロアアームを交換したのですが、まだ足回りからの【ゴトゴト音】が完全に消えない。※良くはなったけども。
今回は、スタビリンクの交換を行います。
この記事では、ムーヴラテ(L150ムーヴやL350タントも同じ)のスタビリンク交換についてお話ししていきます。
▪️使用したスタビリンク
必要な工具
- ラチェット
- ディープソケット (12、14ミリ)
- スパナレンチ (14ミリ)
- 六角レンチ (5ミリだったかな)
純正のスタビリンクを外す際と、社外のスタビリンクを取り付ける際に若干工具が異なります。
詳しくは順を追って説明します。
ソケットはディープソケットが必要です。
ムーヴラテのスタビリンク交換
ムーヴラテのスタビリンクは、ロアアームに取り付けられているタイプです。
作業手順は以下の通りです。
- 車をジャッキアップする
- ロアアームとの固定を切り離す
- スタビライザーとの固定を切り離す
- スタビリンクを付け替える
ムーヴラテのジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧ください。
※スタビリンクを交換する際は、両輪を同時にジャッキアップする必要があります。
ロアアームとの固定を切り離す
まず始めに、ロアアームとの連結部分を切り離します。
12ミリのナットで固定されてるため、12ミリのディープソケットを使用して、ナットを外します。
この時、片側だけ外してもリンクをロアアームから持ち上げる様に外すことは出来ません。※スタビライザーが仕事をしているので当たり前。
反対側のスタビリンクも同じように、外すとリンクを持ち上げてロアアームの固定穴から抜くことが可能です。
この時にブッシュやワッシャーの順番が分からなくなりそうな方は、写真を取っておくなり外した順番に並べておくと良いと思います。
余談ですが、ここのゴムブッシュは少し前に交換済みです。
スタビリンクの交換ついでにセットで交換するぐらいが丁度良いメニューですね。
ちなみにコレを使ってます。
スタビライザーとの固定を切り離す
ロアアームとの固定箇所を取り外したら、あとはスタビライザーとの固定箇所を外します。
14ミリのスパナレンチで、ジョイントの根元を抑えながら、14ミリのディープソケットでナットを外します。
サスペンションメンバーが邪魔で工具が上手く使えないので、画像のようにかなりラチェットを延長して作業しました。(使用しているエクステンションは150ミリ)
車の足回りを整備する際には、色々な長さのエクステンションバーを持っていると、結構助けられることも多いので持っているに越したことはありません。※個人的にそう思う。
スタビリンクを付け替える
外した純正のスタビリンクを社外品の比較画像です。
特に気になる点は無いですね。ちなみに今回使用してるスタビリンクは、メイドインジャパンです。
外したスタビリンクは、ボールジョイントがかなりクタクタです。※ガタはなかった。
強いていうなら、社外品のスタビリンクには供回りを制御するためのレンチを掛ける場所が無い。シャフトの内側に六角を掛けられるようになっています。
そのため、ネジ山部分に六角レンチを差し込み、14ミリのスパナレンチでナットを締めこみます。
ロアアーム側の固定に関しては、外した逆手順で取り付けるだけです。
まとめ
購入したは良いものの、ジャッキアップする機会がなかなか無くて、かなり先延ばしに…
何はともあれ、スタビリンクを交換したことでゴトゴト音が大分マシになりました。
- ロアアーム
- スタビリンク
これらの部品は、ゴトゴト音の原因になっていることが多い部品です。
スタビリンクに関しては、そこまで高い部品でも無いので気になるようなら、早い段階で交換してしまいましょう。交換する際はついでにブッシュもセットで交換するのがおすすめです。
ロアアームの交換はこちらの記事で解説済みです。
それでは。
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