E85に車高調を取り付けました。
この記事では、E85のフロント車高調取り付けについてお話していきます。
リア編に関しては、こちらの記事をご覧ください。
車高調取り付けに必要な工具
- スピンナーハンドル
- ラチェット
- ソケット(13、16、18ミリ)
- スパナ(17ミリ)
BMWお決まりの、16ミリと18ミリのソケットさえ用意しておけば、あとは特別な工具は不用です。
16ミリや18ミリの工具はホームセンターでも置いてない店舗が多いので注意です。
16ミリに関しては、原付バイクのプラグサイズが16ミリなので…プラグレンチで代用する方法もあります。
スパナに関しては、スタビリンクの供回防止に使います。※薄型のモノが良いよ。
E85のフロント車高調取り付け
作業手順は以下の通りです。
- ジャッキアップ
- スタビリンクを外す
- ショックの下側を外す
- アッパーマウント側を外す
- 車高調を取り付ける
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご覧下さい。
スタビリンクを外す
まず始めに、ショックアブソーバーに取り付けられているスタビリンクを外します。
16ミリのソケットと裏から17ミリのスパナを入れて外します。
この時使用するソケットは、ディープソケットじゃないとナットに届かないので注意です。
どうせならセットでスタビリンクを交換するのがおすすめです。
ショックの下側を外す
BMWのストラットは差し込み式なので、ボルト1本を外すだけです。
ちなみにここのボルトは18ミリのソケットを使用します。
ここにブレーキライン等を固定するステーが共締めされています。
ボルトを外す前に、ロアアーム等にジャッキをあてがっておきましょう。
この年式のBMWは比較的スルッとストラットが抜け落ちます…※ありがたい。
ボルトを完全に抜いたら少しずつジャッキを下げて、ストラットを抜いていきます。
FRはドラシャが無いので、ロアアームの下り代はバッチリです。すんなり純正ストラットが外せます。
アッパーマウント側を外す
下側が完全フリーになった状態で、ボンネットを開けてナットを3本外します。
ここのソケットサイズは、13ミリです。
車高調を取り付ける
純正ストラットと車高調を並べた図。
※ブラケットがひん曲がっているのは、僕の仕業です…
キャンバーが付くおまじない。
車高調を取り付ける際は、ナックル側に差し込んだ状態で、ストラットタワーの穴位置に誘導してやるのが1番スムーズです。
この写真の状態で、ロアアームにジャッキを掛けて持ち上げていくイメージです。
差し込み式のストラットはこのやり方が1番楽ちん。
18ミリのボルトを締めこむ際は、ロアアームにジャッキをあてがった状態のまま、締めこむことをお勧めします。
そうすれば、車高調がナックルに奥まで刺さった状態を維持しながら、ボルトを締め込むことが可能です。
まとめ
フロントの車高調取り付けは比較的簡単です。1時間も有れば両側終わっちゃうぐらいです。
リア編についてはこちらの記事をご覧ください。
それでは。
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