正確には今回車高調から純正ショックに付け替えの作業をしたんですが…
逆手順で説明すれば、車高調取り付けになる。
そんなこんなで、この記事ではl150ムーヴの車高調取り付けについてお話ししていきます。
必要な工具
- スピンナーハンドル
- ラチェット
- メガネレンチ(17ミリ)
- ソケット(10.12.17ミリ)
ソケットに関しては、ディープタイプのソケットが必要です。(車高調のアッパーマウント固定部分とかまさに)
あとは、ジャッキやらリジットラック等々があればokです。
l150ムーヴの車高調取り付け
作業手順は以下の通りです。
- ジャッキアップする
- ブレーキ類のホースを外す
- 下側2本のボルトを外す
- アッパーマウント側を外す
- 逆手順で車高調を付ける
ジャッキアップに関しては、こちらの記事をご確認下さい。※ラテも全く同じなので参考になります。
ブレーキ類のホースを外す
ショックの真横と真後ろにそれぞれ、ブレーキホースとABSの配線がボルトで固定されています。
※ボルトの頭サイズは10ミリ
ショックを外す前に必ず外しておくことをお勧めします。
ショックを外してから、ホース類を外していないことに気がつくと、きっとアタフタします。
下側2本のボルトを外す
次に下側のボルト2本を外します。
基本的には、ボルトを外してもハブ周りが一気に下がることはありませんが…
不安な方はジャッキを当てておくのがおすすめです。
※ハブが手前側に倒れる形になるとドラシャが抜けるリスクがあります。(ダイハツのドラシャだと考えにくいけども。)
アッパーマウント側を外す
下側が外れた状態で、アッパーマウント側の固定ナットを2本緩めます。
ここのナットを外す際には、ディープソケットが必要です。※もしない場合は12ミリのメガネレンチでもいける。
ある程度緩めたら、片側は完全に外してしまってokです。
片側のナットを残した状態で、ショックアブソーバーを手で抑えつつ(上に持ち上げるような形で)残り1つのナットを外します。
※ターボ車は左側を外す際に、エアクリーナーを外さないといけないと思いますので、そこだけ注意です。
ナットが取れたら、純正ショックを引き抜いてやります。
逆手順で車高調を付ける
アッパーマウント側を先に固定し、ロアアームあたりにジャッキをかけてハブを持ち上げてやります。
そしたらあとは位置を合わせつつボルトを入れて、2本のボルトを締め込めばokです。
案外ここのボルトは供回りしませんが、供回りする際には画像のように片側をメガネレンチで押さえてやりましょう。
ボルトを閉める際、画像のようにハブ周りを押し込んだ状態で締め込むのがおすすめです。
これをやらないと、左右で微妙にキャンバー角がズレてしまいます。
※ストラット構造は全般そうなります。(微々たる差ではありますが。)
リアに関しては、訳あって純正ショックのままですが…
ショックアブソーバーは、上下共に17ミリです。
※アクスルの付け根が外れているけど、気にしないで下さい。(同時にアクスル交換をしているだけです。)
アクスルにジャッキをあてがいつつ、ショックアブソーバーの下側を外せばok。ショックが外れたら、ジャッキを下ろしてやればバネが外れます。
付ける際は車高調の上側を固定し、アクスルにバネを乗せつつアクスルをジャッキで持ち上げ…
バネが上側に当たったところをキープしつつ、車高調の長さを調整して取り付けるだけです。
まとめ
フロントがストラットでリアがアクスルの軽自動車は、比較的簡単に車高調の取り付け作業が可能です。
軽自動車はどうしても車高調のみで車高を下げ切るのが難しいため、アクスル加工をセットでやるがおすすめです。
※低くしたいなら…
アクスル交換についてはこちらをご覧下さい。※ABSの有無で物が違うので作業も異なります。
それでは。
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