先日、次の通勤車となるムーヴラテを購入してまいりました。
これから色々な作業を行う中で、何度もジャッキアップをする機会があると思うので、先にジャッキアップポイントやリジットラックの掛け方を紹介しておきます。
基本的に、I150(ムーヴ)も同じです。
ムーヴラテのジャッキアップポイント
早速ムーヴラテのジャッキアップポイントについて解説していきます。
- フロント
- リア
それぞれ分けて、画像付きでお話します。
フロント
- サスペンションメンバー
- メンバー両端の丸ポッチ
- エンジンマウントのブラケット
フロントをジャッキアップする際は、メンバーにジャッキを掛けて車を持ち上げます。
※画像には、映っていませんがバンパーの丈が長くてジャッキが入らなかったのでスロープに乗せてます。
あ、写真でジャッキが掛かってるのは多分、エンジンマウントのブラケット…
画像の矢印部分です。
中央でジャッキアップしたかったので、そこに掛けましたが特に問題は無さそう。
メンバーの補強バー中心にジャッキ掛けると、もしかしたら歪むかも。
※補強バーの中央は、上側に空間があるため。
補強バーに掛ける場合は、メンバーと共締めされている助手席を持ち上げるのが良いと思います。※ボルトの頭が目印です。
リア
リアは、バンパーのすぐ裏手にある、牽引フックでジャッキアップします。
たまに、アクスルにジャッキを掛ける人がいますが、アクスルでジャッキアップしてはダメです…
確かに車は持ち上がりますが、アクスルが曲がったり歪んだりする恐れがあります。
アクスルは一見頑丈そうですが、裏面を見ると空洞。そんなに頑丈じゃ無いですよ。
目に見えるような歪みや曲がりが無くとも、車がまっすぐ走らなくなる原因になります。
リジットラックの掛け方
リジットラックの掛ける場所に関しては、フロントもリアも同じです。
- サイドシル
- フレーム
サイドシル部分の切掛け(4ヶ所)にリジットラックを掛けるか、車体の両側を走るフレーム部分に掛けるかの2択です。
ダイハツ車は、もっとも王道な切掛けが入っているタイプなので一目瞭然ですね。
フレーム側に関しては、マフラーを挟む2本のフレームです。角パイプのような見た目なので、覗き込めばこちらもすぐに分かります。
あとは、リジットラックに乗っけられれば、サスペンションメンバーにリジットラックを掛けても大丈夫です。
実際にやっては無いので不確かですが、パッと見る感じ、ロアアームの真下あたりのメンバーに掛けられそうですね。
まとめ
この年式のダイハツ車は、サスペンションメンバーの形状が、逆【ひの字】になっているのでもしかしたら少し分かりにくいかも。
迷った時は、サスペンションメンバーがフレームに固定されている周辺(真下)にジャッキを掛けるのが無難です。
リアの牽引フックは、大きめのガレージジャッキじゃ無いと上がりきらないかも…
そこだけ注意です。
ジャッキアップに不安がある方は、こちらの記事をご覧ください。
それでは。
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