そろそろ、雪が降ったり路面が凍る季節がやってきましたね。
※僕の地域では、ほぼ雪は降らない。(たまに降るけど)
とは言え、路面が凍る事は多々あるので、早めにスタッドレスタイヤに交換しておきます。
この記事では、ミニクーパーのスタッドレスタイヤへの交換作業やタイヤ・ホイールサイズに加えて所々注意点のお話もしていきます。
使用する工具
- 油圧ジャッキ
- 十字レンチ
- トルクレンチ
- リジットラック
画像には無いですが、作業効率アップのために、インパクトレンチも使ってます。
正確に時間は測っていませんが、10分程度で終わります。
ホイールとスタッドレスタイヤのサイズ
- 左 純正ホイール
- 右 スタッドレスタイヤ
ミニクーパーのスタッドレスに使っているホイールは【BORBET】と言うメーカーのホイールです。輸入車向けに作っているホイールメーカーで金額も安く欧州車にピッタリのデザインが多いです。
▪️純正ホイール
- 7j +48 (17インチ)
- 205/45r17
▪️スタッドレス
- 6j +40 (15インチ)
- 175/65r15
ホイールの出面関係はこんな感じになります。
- 青い四角 純正タイヤ
- 赤い四角 スタッドレスタイヤ
オフセットの計算方法は、こちらをご確認下さい。
ミニクーパーのスタッドレスタイヤへの交換
作業手順はこんな感じです。
- スタッドレスタイヤを洗う
- ジャッキアップ
- タイヤの交換
- タイヤの空気圧を入れる
ザックリ、画像付きでお話していきます。
スタッドレスタイヤを洗う
とりあえず、スタッドレスタイヤを履かせるために、ホイールとタイヤを洗っておきます。
汚いまま取り付けるのは、見栄えが悪いからね。※自分の車なら絶対に洗わない。
こちらのカーシャンプーを使っております。わざわざホイール洗浄剤とかは使わない…※わざわざ買うまでも無いよね。
ジャッキアップ
フロントのサイドより、車をジャッキアップしたら、後輪が一緒に浮いてくるのでそこにリジットラックを入れて準備完了です。
この時、フロント側はタイヤが地面から離れる前に、ボルトを緩めておきましょう。※緩めるだけね。
タイヤの交換
あとは、タイヤを固定するボルト(ラグボルト)を外して、タイヤを外します。
外車は、ホイール側のハブ径と車体側のハブ径のクリアランスがきっちりなので、ボルトを外しても外れないことが多いです。
ボルトを緩々にした状態で、タイヤの上側を押すなり足で蹴るなりすれば外れます。
この時、ボルトの山をある程度掛けておくと、ホイールを落とさずに済みます。
スタッドレスタイヤを取り付ける際は、タイヤの回転方向に注意です。
画像の【ROTATION→】をチェックです。
※もし記載がない場合は、回転方向の指定がないタイヤです。
最後にトルクレンチでトルク確認をしてやればOKです。
ちなみに、ミニクーパーの規定トルクは【140Nm】です。
ナットでは無くボルトで固定する欧州車全般、ホイールの締め付けトルクが強めになっています。
普段、あまりトルクレンチは使いませんが、人の車を触るときはトルクレンチを使用して、トルク管理を行うようにしています。
タイヤの空気圧を入れる
スタッドレスタイヤの交換作業をしたら、必ずエアチェックをします。
99%空気圧は減っていると思います。
スタッドレス交換する前に、ガソリンスタンド等で空気圧をチェックしてから交換するのがおすすめ。
僕の場合は、自宅用の電動空気入れがあるので取り付けてから入れてます。※取り付け前に入れたほうが良いけど。
シガーソケットから電源が取れるので、あればかなり便利ですが、わざわざ買うまでではないかな…。家族の所有する車の台数が多いなら買っても良いかもしれませんね。そんなに高くないので。
ミニクーパーのスタッドレス購入の注意点
ミニクーパーのスタッドレスタイヤ購入時は、ホイールに関して注意点があります。
それはホイールのハブ径を合わせておくこと。です。
ちなみに、r53 /50のハブ径は【56.1】です。ここを合わせてあげないと、タイヤの脱着が大変です。
もし、違うハブ径のホイールを購入してしまったら、ハブリングを付けるか、ホイールセッティングボルトを購入すればOKです。
R50/53のネジ径はM12のピッチ1.5です。
このホイールには、ハブリングが装着してあります。
ボルト式で、ハブ径が合っておらずホイールセッティングボルトも持ってない場合、結構タイヤ付けるのが面倒です…
ハブリングの選び方については、コチラの記事でお話しています。
まとめ
小さいジャッキだと、ジャッキアップを4回するのでちょっぴり面倒ですが、大きめのフロアジャッキがあると2回のジャッキアップで済みます。
そこにインパクトレンチを併用すると、10分足らずでの交換も可能です。※きっちりトルク管理もしてね。
とは言え、焦って作業するのは危険なので、時間は気にせず集中して作業しましょう。
僕のやり方だと、フロント側はジャッキを掛けっぱなしでの作業になります。
- 車体の下に足や手を入れない
- 小さいお子さんは近付けない
最低限、この辺りは徹底した方が良いと思います。
それでは。
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