これからエアサスを組むけど、キットを買うかバラで買い集めて組み上げるか迷う…
そんなユーザーに、バラで買い集めた方が良い点が2つだけありますよ。というお話しをしていきます。
これは、エアサスの組み込みを行うショップさんから知り得た情報を交えながらお話ししていきます。
エアサスをバラで買う2つのメリット
エアサスをキットでは無く、バラで購入するメリットを2つお話しします。
そのメリットは以下の通りです。
- 金額が安くなる
- 故障のリスクヘッジになる
簡単ではありますが、順番にお話しします。
金額が安くなる
エアサスってキットで買うとちょっぴり割高になる事も多いです。
理由は2つです。
- 強度計算書の有無
- メーカーのコストが大きくなる
強度計算書については、キットでも別途費用がかかる場合もあるのでここでは詳しく触れません。
問題は、メーカーのコスト面です。
エアサスキットって基本的には、汎用品の集合体です。ショックアブソーバーを抜けば、専用部品はほぼ無いと言っても過言ではありません。
1つの例にエアバッグを挙げると…
- エアバッグA
- エアバックB
- エアバッグC
3種類のエアバッグがあったとします。これらは全長や全縮量がそれぞれ異なります。
これらのエアバッグをどの車種に割り当てるのか?車のサスペンション構造だったり、ストロークに合わせて選んでいく必要があります。
もちろん、実際に車に取り付けてデーターを取りながら、最終的に【エアサスキット】として販売されます。
こうなれば、当然メーカー側は時間とお金を使いますから、金額が高くなってしまうのは仕方がありません。
自分でどの部品を集めれば良いのか全く分からない。
そんなユーザーであれば、多少割高になってもキットで買った方が確実だし楽です。失敗も無いでしょう。
故障のリスクヘッジになる
エアサスをキットでは無く、バラで買う最大のメリットは故障のリスクヘッジです。
これは、ほぼショップさんから知り得た情報なのですが、あたかも初めから知っていたぐらいの勢いでお話しします。
エアサスは1つの部品からでは成り立つことは出来ず、複数のパーツを合わせて初めて【エアサス】が成り立ちます。
そのパーツは少し挙げると…
- エアバッグ
- エアタンク
- コンプレッサー
- マネージメント(電磁弁)
- プレッシャースイッチ
- エアホース などなど
大雑把にパーツを挙げましたが、これらのパーツは決して1種類のメーカーだけが取り扱う部品は無く…
色々なメーカーから部品が販売されています。
当然、各部品毎に壊れにくさだったり良し悪しがあるわけですが(複数のメーカーを比べたらそりゃ当然だよね。)キットで買うと、各部品のメーカーは選べません。
例えば…
- A社のコンプレッサー
- B社のコンプレッサー
明らかにA社のコンプレッサーの方が信用性が高くても、メーカーのキットについてくるコンプレッサーがB社のものならそのまま使うことになると思います。
伝えたいことは何かと言うと、エアサスをバラで組み上げたら、各部品の【良いところ取り】が出来るよね!って話です。
まとめると、多くのエアサスキットに携わっているショップさんの評判を集めることができれば、最強のエアサスキットになるよね。
まとめ
※フェンダリスト2020の写真 【レクサス LC】
僕自身がエアサスを組んでいるわけではないので、話の説得力は少ないですが…
あくまで情報共有としてこの記事をアップしておきます。
これからエアサスの取り付けを検討されている方の選択肢が増えれば幸いです。
それではまた。
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