E46のドアの内張に貼ってある生地が剥がれかけているので…
分解して、張り替え作業に取り掛かるのですが、その前に内張を分解する必要があります。
そこでこの記事では、ドア内張の溶着を外す方法について解説していきます。
必要なモノ(工具)
- 内張剥がし
- 内張を外すのに必要なモノ
- インパクトドライバー
- 木工用ドリルビット
まず、内張を外す必要があるので、車種ごと内張を外すための道具を用意します。
※ドライバーとかね。
後は、インパクトドリルと木工用ドリルビットを使います。
これは、ドアの内張には【溶着】が施させれており、これを簡単に外すには木工用のドリルビットが最強です。
※持っていない人は買った方が作業中にイライラせずに済みます。
内張の分解方法
内張は複数のパーツで構成されており、パーツを全て外すのですが…
- ボルト止め
- 溶着
内張のパーツはこの2つの手法によって、パーツとパーツがくっ付けられています。
■取手部分(ネジ)
取手部分?はネジで固定されている車が多いです。アームレストが付いていたりする車もありますね。
■その他(溶着)
ネジは、ドライバーで外せば良いだけなので省きます。
余談でが、欧州車(BMWとかアウディなど)はトルクスでとまっていることがほとんどです。面倒なのは溶着です。多くの車の内張は、溶着によってパーツとパーツが接続されています。
つまるところ、脱着可能に見えて半分脱着不可能という雰囲気です。
溶着は、プラスチックを溶かしてくっ付けてあるので、溶着部分は削って剥がしとるイメージです。
溶着は数が多過ぎるのでかなり厄介です。ドリルやリューターで削っている人もいますが、そんなやり方では日が暮れます。(時間が勿体ない。)
そこでめちゃくちゃ役に立つのが、木工用のドリルビットです。
今回使ったビット径は【10.5】ミリです。
※車種によって適切なボア径は違うかも。
これで、溶着部分を丸々吹っ飛ばしてやれば一瞬で溶着など外せます。ボアビットは木工用ですが、プラスチックにも面白いぐらいよく効きます。
1箇所3秒ほどで溶着が取れます。
全ての溶着箇所をボアビットですっ飛ばしたら、後はパーツを外すだけです。
ドア本体だけになりました。
※今回生地を張り替える場所のみ外していますので、全バラにはなっていません。
まとめ
内張の分解は、いかに溶着を素早くすっ飛ばすかで作業時間が異なります。
ドリルやリューターで削ろうと思ってた方は、インパクトドリルに木工用のドリルビットを付けてやるのがお勧めです。
1度取外してしまった溶着部分の接着に関しては…
- ホットボンド
- 接着剤
- エポキシ など
※ホットボンドはグルーガンのこと
これらを使って固定し直してやればOKです。
それでは。
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