E46に乗られている方の多くは、カウルカバー周りの劣化具合に萎えます。
大分年数も経つ上、欧州車のゴムやプラスチック製品は最悪なので仕方ありませんが。
これはE46に限った話ではないです。
カウルカバーは真っ白になり、防水ゴムはほぼ無くなっています。
そこで、カウルカバー周りのリフレッシュを行いました。お金はかけずに見栄えを良くしましたので記事にしていきます。カウルカバーが綺麗か否かは結構大きい差になります。
カウルカバー周りがボロボロだけど、お金は掛けたくないな…
そんなユーザー向けです。
リフレッシュに使う物
- カウルカバーのゴムパッキン
- パーツクリーナー(シリコンオフでも可)
- 艶消しブラックのスプレー
どうでも良いことですが、最近めちゃくちゃ三ツ矢サイダーにハマってる。
カウルカバーのリフレッシュ作業
作業手順は以下の通りです。
- カウルカバーを外す
- ゴムパッキンを除去
- パーツクリーナーで脱脂
- 艶消しブラックで塗装
- ゴムパッキンの取り付け
- カウルカバーの取り付け
順番に解説していきます。
カウルカバーの外し方については、こちらで詳しくお話ししていますので、こちらをご覧下さい。
ゴムパッキンを除去
すでにボロボロになっており、ゴムパッキンが無いところも多いですが、全て除去します。
手で引っ張れば取れると思いますが、カッターを使った方が早い場合もある。
パーツクリーナーで脱脂
カウルカバーは再利用するのですが、塗装してから付けるので、油分を良く取り除きます。
僕のE46は、前のオーナーが洗車機を使っていたか、Wax入りのカーシャンプーを使っていたかで、かなり撥水していましたので念入りに。
艶消しブラックで塗装
脱脂が出来たら、カウルカバーを塗装します。
艶消しブラックは、しっかりと脱脂を行い、焦らず吹けば誰でも綺麗に吹くことが可能です。
※奥側にあるのはエアコンフィルターのカバー(ついで)
カウルカバーはザラザラしているし、艶消しブラックを拭くのでサフェーサーは吹いていません。
たまたま誰かが家に置いていった、艶消しブラックの塗料がありましたのでそれを吹きました。
ワコーズから発売されている、樹脂パーツの復活剤が優秀ですが、せっかく外しているなら艶消しブラックを拭くのが最強です。
ゴムパッキンの取り付け
カウルカバーの塗装が終わったら、ゴムパッキンを付けていきます。
今回使ったのは、コレ。ネットショッピング等で安く買えるやつです。
カッターやハサミで簡単に切れます。
取り付けも、カウルカバーに差し込んでいくだけです。
強いてポイントを言うのであれば、カウルカバー背面のグリップ部分に切れ込みを入れると良いです。
コレをやらないと、ゴムパッキンが浮いてきます。
ゴムパッキンは、少し余分に長さがあります。取り付け時には、両端が均等に余るように取り付け、車体に付けてから両脇をカットするのが利口です。
ちなみにですが、このようなタイプのゴムパッキンはホームセンターにも売ってるかも。
ただ、わざわざホームセンターに出向いて、長さを測ったりする時間が無駄に感じたので、少し割高になってもコチラを選びました。
カウルカバーの取り付け
ゴムパッキンまで取り付けたら、あとは逆の手順で戻せば作業完了です。
ゴムパッキンが馴染むまで少し時間掛かるかも…
もちろん、純正品ではないので、お世辞にもフィッティング抜群とは言えません。
まとめ
カウルカバー周りが、ボロボロだと車全体がボロボロに見えちゃいます。
ちょっとした手間とお金で、かなりマシになるのでおすすめです。
■今回使った費用
- 艶消しブラック 800円
- ゴムパッキン 2000円
- パーツクリーナー 200円
- 合計 3000円
カウルカバーを新品にしても良いですが、そこまでお金を掛けたく無い!そんなユーザーにはこの方法がおすすめです。
ワイパーアームまで塗る予定でしたが、缶ペンスプレーで艶有りの黒は吹きたく無いのでやめました。(面倒というのも大きい。)
誰かの参考になれば幸いです。
それでは。
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