先日E46の車高調取り付けに伴い、同時作業でリアバネの交換(直巻き化)を行いました。
E46のリアスプリングは、ほとんどのメーカーで異径スプリングが使われています。(上と下でIDが異なるバネ)
これだと、スプリング交換の際にスプリングが選べなくなりますが、直巻き化することでその悩みが無くなります。
E46のリアバネ交換
車高調の組み替え作業にあたって、リアバネも当然交換します。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
リアバネの直巻き化
- 奥側 XYZのアジャスター
- 下側 ラルグスのアジャスター
今回、ラルグスの別車種用のアジャスターを使って直巻化していきます。
使ったのは、エルグランド用のリアバネアジャスターです。
こちらの寸法はID62で、アジャスター本体の寸法もちょうど良かったです。
- 左側 XYZ
- 右側 ラルグス(エルグランド用)
これだと、アジャスターを固定出来ないよ?
たしかに、アッパーアームにアジャスターをボルト固定するのがセオリーではありますが、車高調メーカーによってはボルト固定しないものもあります。
それに、これだけ下側の直径がデカければ、アジャスターがあからさまにズレる事は無いので問題無いです。
それにアッパーアームの中央にある、突起に引っ掛かります。
※後から上側のゴムラバー(純正)を着用
これで、自分好みのスプリングに交換したい放題です。
ここ最近の車によく使っているMAQSのスプリングを使いました。
少し余談ですが、MAQSはどこのスプリングメーカーよりも仕事が早いです。頼んだ当日、もしくは翌日には必ず発送してくれます。
仕事が早いメーカーはまた使いたいと思いますよね。
直巻化する2つのメリット
直巻き化には、スプリングの選択肢が広がる以外にもメリットがあります。
- スプリングの選択肢が増える
- アッパーアームに掛かる力を分散する
E46のアッパーアームは、アルミで出来ておりハイレートのスプリングを使うとアッパーアームの底が抜けることがあります。
そこで、今回僕が使ったラルグスのアジャスターを使うことで、アッパーアームとの接地面積を増やして、アッパーアームに掛かる力を分散するメリットもあります。
僕自身は、アッパーアームを他車流用しているので、アルミ製では無いですが…
詳しくはこちらで解説しています。
まとめ
異径スプリングだと、なかなか自分の思ったスペックのスプリングが使えないのがネックです…
もし、スプリングを変える場面があるのであれば、直巻き化するのがおすすめです。
一応、326powerからE46の直巻き化アジャスターが販売されていますが、やっている事は同じなのでE46に合うアジャスターを探して流用した方がお得です。
今回僕が使ったアジャスターはこちら。
それでは。
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