タイヤの空気圧は、定期的にチェックをする必要があります。
タイヤ内の空気圧は少しずつ抜けていくからです。
チェックせずに走行し続けてしまうと、最悪の場合タイヤがパンクしてしまう事も…
そこで、この記事では、タイヤ空気圧の入れ方について解説していきます。また、空気圧を入れる際の注意点も解説します。
人生で一度もタイヤに空気を入れた事がない…
そんなユーザーに分かりやすく解説してきます。
■この記事でわかる事
- 空気圧の入れ方
- 適量空気圧の調べ方
- 空気圧をチェックする頻度
タイヤ空気圧の入れ方
タイヤの空気圧は、ガソリンスタンドで誰でも気軽に入れる事が可能です。
空気圧を入れる手順はこんな感じ
- 空気圧の規定量を見る
- バルブキャップを外す
- 空気入れの先端をバルブにセットする
- レバーを握って空気を入れる
- 空気圧をチェックする
順番に解説してきます。
空気圧の規定量を見る
タイヤの空気圧の規定圧は、車種ごとによって異なります。
僕が乗っている車と、これを読んでくれているあなたの車では、規定圧が違うので自分の車の規定圧をチェックして下さい。
空気圧のチェック方法は、運転席のドアを開けた内側を見ると確認出来ます。
画像のようなステッカーが貼ってあり、ここを見るとどのぐらい空気圧を入れれば良いのか?を把握する事が可能です。
前輪と後輪で空気圧が異なる車も多いので要チェックです。
バルブキャップを外す
入れるべき空気圧が把握出来たら、バルブのキャップを外してエアを入れる準備をします。
バルブキャップは、ネジ式になっているので手で回すと簡単に外れます。
このキャップは、バルブの口に砂や雨水が浸入しないように被せてあるキャップです。
そのため、キャップを外してもなんにも起こりません。空気が抜けることは無いので安心して下さい。
バルブキャップが無くなってしまった場合は、カー用品店などで再度購入しておきましょう。
空気入れの先端をバルブにセットする
空気入れの先端をバルブにセットする際、空気入れの種類を確認します。
- 押し当てるタイプ
- 押し当てて爪が引っ掛かるタイプ
主に、この2種類のタイプがあります。
空気入れの先端にコチラの摘みがある場合は、この摘みを握りながらバルブに押し当てて摘みを離すと空気入れが固定されます。
※固定されるけど、大概の場合手でバルブに押し当てておかないと、エアが入りません。
入れ口に爪がないタイプは、バルブに押し当ててながら作業します。
タイヤ内に空気が入る仕組みは、空気入れを押し当てた際にバルブのフタが押されて空気が入る仕組みです。
空気入れを離すと、勝手にバルブのフタが閉まるので空気はタイヤ内から出てこなくなります。
レバーを握って空気を入れる
空気入れの先端をバルブに押し当てたら、空気入れのレバーを握って空気を入れます。
※エアを入れる際は反対の手で、空気入れの先端を押さえながら入れます。
レバーを握って空気を入れている間は、ゲージの空気圧が0になりますが問題ありません。
再びレバーを離すと現在の空気圧が表示されます。
空気圧をチェックする
空気を入れ終えたら、最後に空気圧をチェックして終わりです。
空気圧をチェックする際は、一度空気入れの先端をバルブから離してから、再び押し当ててチェックします。
※画像は260kP
エアを入れてる際でも、タイヤ内の空気圧は確認可能ですが、実はこの時のエア圧はあまり正確ではありません。
※あからさまにズレがあるわけではない。
そんな理由から、空気圧を入れた後のエアチェックは一度、バルブから離してもう一度バルブに押し当てるようにしてチェックしましょう。
入れ過ぎた空気圧を抜く方法
タイヤに空気圧を入れていたら、規定の空気圧を超えてしまった…
そんな場面に出会す場合も当然あります。
そんな時は、簡単にタイヤ内部のエアを抜くことが可能なので安心して下さい。
レバーのどこかにタイヤ内のエアを抜くための、ボタンがあります。
ボタンを押している間、その穴からタイヤ内の空気が抜ける仕組みです。
これは、どんな空気入れにも必ずありますのでボタンを探してみて下さい。
ボタンを押してみて、【プシュー】という音が出れば、タイヤ内の空気が抜けている証拠です。
空気をある程度抜いたら、1度バルブから空気入れを外し再度押し当てて空気圧を確認しましょう。
抜き過ぎたら、また入れてやるだけです。
タイヤの空気圧を入れる際タイミングに注意
タイヤの空気圧を入れる際、車をあまり走らせないように注意が必要です。
これは、空気圧をチェックする場合も入れる場合も同じです。
車は、走行を続けると地面とタイヤの摩擦により、熱を持ちタイヤ内の空気圧が上がります。
そのため、空気圧をチェックしたり入れたりする際に、車を走らせ過ぎた状態で行うと正しい数値を見ることが出来ません。
10キロも20キロも走ってから、エアチェックをしては正確な数値が測れません。
空気圧をチェックしたり入れたりする際は、家から1番近くのガソリンスタンドに立ち寄り、エアチェックをするのが理想です。
空気圧をチェックするのはどのぐらいの間隔?
個人的な理想は1ヶ月〜2ヶ月に1回ぐらいチェックしておくのが理想です。
タイヤの空気圧は少しずつ抜けていきます。これは新品のタイヤで新品のバルブを使っていてもです。
人それぞれ、月に車を走らせる距離が異なるので、一概には言えませんがこまめにチェックするに越したことはありません。
あとは、タイヤを見てタイヤのたわみ具合が目立ってきたらチェックするようにしましょう。
タイヤのエア圧が下がってくると、いつもよりタイヤのたわみが大きくなります。
ただ、タイヤのたわみが目視で分かるぐらい空気圧が下がってから入れてると少し遅いというのも事実です。
タイヤのたわみに異変を感じたら早めの空気圧チェックを。
自分で出来ない場合は店員さんに頼もう
ここまで読んでも、自分でタイヤの空気圧を入れるのはちょっと怖いな…
そんな方は、無理せずにガソリンスタンドの店員さんにお願いしましょう。
ガソリンを入れに行ったついで、店員さんに声を掛けて『空気圧をチェックして下さい。』とお願いすれば確認してくれます。
店員さんによっては、『どのぐらい減っていたのか?』を押してくれたり、もっと早くチェックした方がいいですよ。などアドバイスをくれたりもします。
セルフのスタンドだと、店員さんに嫌がられる場合も無きにしもあらず…(基本はみんなみてくれます。)
そういうの聞くと頼みづらい…
そんな方は、空気圧をチェックする際だけフルサービスのスタンドを利用する手もあります。
少しだけガソリン代が高くなっちゃいますけどね…
自宅で空気圧をチェックしたり入れる事も可能
空気圧をチェックするのに、わざわざスタンドまで行かないといけないのは面倒だな…。それに誰か使ってたら順番を待たないといけない。
そんな方であれば、空気圧の計測機を持っていれば自宅でも出先でもすぐに空気圧をチェックすることが可能です。
ホームセンターやカー用品店でも気軽に購入可能で、値段も安く購入したすることが出来ます。
でも、仮にこれを買って家でチェックしても空気入れられないから意味ないか!
空気入れも合わせて購入すれば、自宅で空気圧を見てそのまま空気を入れることも可能です。
- 電動タイプ
- 足踏むタイプ
もし、購入するのであれば、このような電動タイプがお勧めです。車のシュガーソケットから電源が取れるので車に積んでおいて使いたい時に、車から出してそのまま使えます。
金額も意外に高くなくてお手頃です。
まとめ
タイヤの空気圧は、少しずつ減っていきます。
必ず、こまめに確認するようにしましょう。空気圧の低下に気が付かず、車を走らせているとタイヤがパンクしてしまったりトラブルの原因に…
自分でチェックするのは不安…
そんな方は、無理せずにガソリンスタンドの店員さんにお願いしましょう。
それでは。
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