ドライブシャフトのブーツが破れちゃったから、ブーツ交換をしないと…
ドライブシャフトのブーツには2種類あります。
そこでこの記事では、これからドライブシャフトのブーツ交換を行うユーザーに向けて、ドライブシャフトのブーツの種類を2つ紹介します。
また、どっちのドライブシャフトブーツが良いのか?ここについてもお話していきます。
ドライブシャフトブーツは2種類ある
- 分割式のドライブシャフトブーツ
- 非分割式のドライブシャフトブーツ
2つの種類のドライブシャフトブーツが存在します。
ドライブシャフトブーツが破れてしまった場合は、どちらかのブーツを使って交換する事になります。
何がどう違うの?
それぞれのブーツごとのメリットとデメリットを解説します。
分割式のドライブシャフトブーツ
分割式のドライブシャフトブーツは、その名の通りブーツが中央で割れており、ドライブシャフトに被せるように交換します。
■メリット
- 交換が楽
- 工賃が安く済む
■デメリット
- ブーツが開いてしまう事がある
分割式のドライブシャフトブーツを使う事で、ドライブシャフトを外す手間が省けます。
そのため、交換は楽だしお店でお願いする場合も工賃が安く済みます。
しかし、分割式のドライブシャフトブーツは、分割部分が走行中に開いてしまうリスクもあります。
非分割式のドライブシャフトブーツ
一般的なドライブシャフトブーツ(純正の時に使われている)は非分割式のドライブシャフトブーツになります。
■メリット
- ブーツが開いてしまう事が無い
■デメリット
- 交換作業が手間
- 工賃が高くなる
こちらは、ブーツが分割しないので、ドライブシャフトブーツを付けるのに、ドライブシャフトを外さなくてはいけません。
そうなれば、当然作業内容が増えて手間になります。
お店に依頼をする場合では、金額が高くなります。
結局、どっちのブーツがおすすめ?
一概にどっちがおすすめとお伝えするのは、難しいですが個人的には分割式のドライブシャフトブーツがおすすめです。
分割式は後々開いちゃうリスクがあるんじゃ無いの?
たしかに、ブーツが開くリスクもありますが、取り付け作業を正しく行えば開くリスクは最低限に抑えられます。
知り合いの車屋さん曰く、分解式のドライブシャフトブーツでもほとんど分割することは無いようです。
ディーラー整備でも、分割式のブーツを使った交換実績も少なくありません。(ディーラー勤めの友人情報)
僕自身、過去に3度分割式のドライブシャフトブーツを使ったのですが、開く事なく今も使っています。
※一回だけ開いた経験あり。次の見出しで解説
車高を下げているユーザーは分割式はおすすめしない
耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
車高を下げているユーザーには、分割式のドライブシャフトブーツはおすすめしません。(特にアウター側)
理由は、ドライブシャフトがバンザイする事でブーツに大きな負荷が掛かっており再度分割するリスクが高まります。
実際に画像のムーヴは、分割式を使ってしばらくしたらブーツが開いてしまいました…
承知の上で使っていたのですが、なんだか悔しかったので再度分割式を購入して直しました。
それから1年ほど経過しましたが、今も問題無しです。
※またいつ開くかは分からない。
シリコン製のドライブシャフトブーツもある
ドライブシャフトブーツの種類は2種類なのですが、シリコンで出来ているブーツもありますのでそちらも合わせて紹介しておきます。
本来、ドライブシャフトブーツは【ゴム】で出来ているのですが、ゴムだと耐久性が劣るのでシリコンで作られているブーツがあります。
シリコン製はゴム製のものより、経年劣化しにくく持ちがいいです。
これから、ドライブシャフトブーツを交換する方は是非チェックしてみて下さい。
まとめ
ドライブシャフトブーツには分割式と非分割式があります。
非分割式のドライブシャフトブーツの方が交換に手間が掛かり工賃も高くなりますが絶対の安心感です。
しかし、個人的には分割式のドライブシャフトブーツでも開く事なく使用する事が可能です。
ディーラー(トヨタ)でメカニックをする友人にも聞いた事がありますが、ディーラーでも分割式を使う事もあるようです。
ドライブシャフトブーツの破れは放置していると、ベアリングの破損に繋がりますので早めの対応を。
自分で交換するのは難しい。
そんなユーザーは、グーピットを使うと近くの修理工場に連絡を取ることが可能です。
それでは。