ガレージを建てるときに、基礎工事をすると費用が高くなってしまうから、基礎は作らずにブロックを並べてその上にガレージを建てることは出来ないのかな?
こんな疑問を持たれる方も少ないようです。
そこでこの記事では、ガレージを基礎無しでブロックでの代用は可能なのか?と言うテーマでお話ししていきます。結論、基本的には無理。
ガレージの基礎をブロックで代用できる?
結論は、冒頭にも簡単に書きましたが、ガレージの基礎を無くしてブロックの上にガレージを建てることは基本的には出来ません。
素直ち、ブロックでは基礎の代用にはならないということです。
これはどこのメーカーさんでも同様です。ガレージサイズになると、ブロックの上に上物を乗せるような形で建設してしまうと、何かあった時に倒れたりするリスクがあるためかと思います。
そのため、ブロックの上にガレージを乗せるような形での建設だと、建築確認が降りません。
上の図面は、今回カクイチさんにガレージの依頼をした際に頂いた、ガレージの基礎図面です。T字型の布基礎と呼ばれる種類の基礎になります。出来上がってみると、一般住宅の基礎と同じぐらいどっしりとした厚みのある基礎です…。
街中を見渡すと中には基礎なしでブロックの上に大きめのガレージが建てられているケースも目にする機会があるかもしれませんが、あれは建築確認(完了検査)を受けていない俗にゆう違法建築ってやつに該当するケースがほとんどです。
柱の下だけ基礎を作る方法もある
ガレージの周り1周を基礎にしてしまうのではなく、ガレージの柱部分になる場所(アンカーボルトにて固定する箇所)だけに基礎を作り、他の柱とは関係のない場所にはブロックを使用して、1周基礎があるような見た目でガレージを作る方法もあるみたいです。
僕自身は、この方法に興味がなかったため、詳しい話は聞いておりませんが、もし興味がある方はガレージを建てる際に話を聞いてみても良いかもしれません。
もしかしたら、この方法もだめって言われるかもしれませんけど…。
詳しいことはガレージをお願いする業社さんなり、メーカーの方に確認を取ってみて下さい。
まとめ
どうしてもガレージ製作にはお金がかかるため、少しでも費用を抑えるために基礎代金を省きたく、ブロックで代用できないかな?と思う方も多いかと思います。
しかしながら、ガレージの規模になると物置のような方法で基礎を無くすと言うことは基本的には出来ません…。
そのため、ガレージを建てる際にはガレージの上物や組み立て費用、建築確認の申請費用に加えて基礎工事の費用がマストで掛かってしまいます。