先日、購入したIS250に【ベストスタイル】の調整式アッパーアームを取り付けました。
実際に使ってみた感想について少しお話ししていきます。
これからベストスタイルのアームを購入しようか迷っている方がいましたら、参考にしてみて下さい。
ベストスタイルのアームのレビュー
ベストスタイルのアームの良い点は以下の4つ。
- 金額がそこそこ安い
- あえてのゴムブッシュ
- 強度計算書付き(車検対応)
- キャンバーを起こす事も可能
金額がそこそこ安い
今回購入したアームは全て中古(まとめ買い)で購入しましたが、新品で購入しても1本25000円程度で購入可能です。
国産メーカーであり、強度試験も行っていてこの値段設定は有り難いですね。
クスコの調整式アームも同じような金額設定ですが、キャンバー調整のキャパがクスコより広いです。
金額面を気にしつつ、キャンバー調整の幅もある程度欲しい。
そんな方にはお勧めのアームです。
あえてのゴムブッシュ採用
社外品の調整式アームって大概の場合、ピロボールを採用しているメーカーが多いですが…
ベストスタイルのアームは純正アーム同様に、ゴムブッシュを採用しています。
たしかに、取り付け部分をピロボールにする事で、アームの可動がスムーズになるのですが、トラブルの原因箇所にも繋がるのが事実です。
ピロボールを使うと、ガタが発生してしまうリスクがあります。
※メーガンの調整式アーム
そこを考えた上で、メーカー側はあえてゴムブッシュを採用したと商品ページに記載がありました。
今回初めてゴムブッシュの社外アームを取り付けましたが、コレと言って問題はありません。
ピロボールのアームと乗り比べる事も無いので違いは分からないかと思います。
以前に乗っていたBMWやミニクーパーにはピロボール式のアームが入っていましたが、アームの動きとか鈍感な僕には分かりませんね。
ただし、ゴムブッシュも劣化でダメになるので、ゴムブッシュだから絶対安心と言う訳ではないと言うことは頭に入れっておきましょう。
強度計算書付き(車検対応)
ベストスタイルの調整式アームは、強度計算書が付属してくるため、アームを取り付けたまま車検に通したい方にはおすすめです。
とは言え、最近では多くのメーカーで強度試験書が付属するので他にも選ぶ余地は十分あります。
車検どうこうよりも、強度試験が行われているアームは安心して使うことが出来る面の方が大きいかも。
キャンバーを起こす事も可能
キャンバー調整式のアームは、プラス方向(ネガティブキャンバー)への調整幅が無いケースがあります。
ベストスタイルの調整式アームは、純正品+10ミリほどまで調整キャパがあります。(車種にもよると思う)
そのため、車高を下げて付いてしまったナチュラルキャンバーを起こす事も可能です。
ベストスタイルのアーム取り付け
■取り付け車種
- レクサス IS250
■取り付けアーム
- アッパーアーム F側
- アッパーアーム R側
- トーコントロールアーム
調整方法は、ターンバックル式ですので車体に取り付けたまま、キャンバー調整が可能です。
まとめ
今回初めてベストスタイルの調整式アームを取り付けましたが、金額面やアームの造りを見ても良心的な商品でした。
社外アームにありがちなピロボールのガタも心配する必要が無いのは大きなメリットだと思います。
ベストスタイルの調整アームの購入を検討している方の何か参考になれば幸いです。
それでは。