先日、当サイトの読者様よりこんな質問を頂きました。
加工ナックルを取り付ける(ショップで)予定なのですが、加工ナックルは車検に通りますか?
ナックルの加工は車検に通る場合もあるし、通らない場合もあるというのが回答です。
この記事では具体的に加工ナックルが車検に通る条件について詳しく解説していきます。
加工ナックルは車検に通る?
加工ナックルは車検に通るのかな?
そんな疑問を抱く方は少なくありません。
プライベートで関わる知り合いの方達から直接聞かれる事も多い内容です。
具体的にどのようなナックルだったら車検に通す事ができるのか?という点について詳しく解説していきます。
加工ナックルが車検に通る条件
加工ナックルにはいくつかの種類がありますが、加工ナックルを装着したまま車検に通る条件は全て共通です。
- 短縮ナックル
- キャンバーナックル
- 切れ角アップナックル
キャンバーナックルなんて呼び方はあまりしないですが、キャンバーが付く加工が施されているナックルです。
切れ角アップナックルは、ドリフトをする方によく使われてる、ハンドルの切れ角を増したナックルの事です。
全てのナックルに共通して言える、車検にそのまま通る加工ナックルの条件は、【加工している事がパッと見で分からない】という事です。
こちらの画像をご覧ください。
- 左 40ミリ短縮ナックル
- 右 純正ナックル
こちらは、一度切断してナックルの全長を短くしてから、再び溶接されたナックルです。
拡大してみましょう。
溶接面が、パッと見でどこにあるのか分かりませんよね?
僕もどこが溶接してあるか分かりません。
つまり、加工がされている事がパッと見で分からなければ、車検の検査員も気がつく事が出来ないので車検に通るという事です。良し悪しはさておき、とりあえず車検には通ります。
先ほどの短縮ナックルは、実際に車検のレーンを通して車検に合格しています。
ちなみにこちらの加工ナックルは、短縮加工に加えてキャンバー加工もセットで行われている【326パワー】の加工ナックルです。
こちらは、先日ディーラー車検を通過しています。
色が塗ってある加工ナックルでも、溶接面が確認出来なければ問題なく車検に通ります。
こちらのナックルは、加工で短縮されているものではなく、純正より短く1から作成されたナックルです。
加工では無く、元々短く作成されたナックルでもパッと見では見分けが付くわけも無いので車検に通ります。
こちらはベストスタイルと言うメーカーのナックルです。
まとめ
加工ナックルを付けたまま、車検に通したいよ〜。
このような考えがある場合は、加工面が分からないように加工(成形)されたナックルを使いましょう。
ナックル加工は、場合によっては折れてしまい重大な事故に繋がる最悪のケースもありますので、信頼の置けるショップ等に加工してもらう事をおすすめします。
少し金額が割高になってしまいますが、ナックル加工はケチらないことを強くおすすめします。
それでは。
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