少し前に当ブログの読者さんよりこんな質問を頂きました。
車高調に変えると、純正ショックよりどのくらい軽くなりますか?
この質問を頂くまでは、僕自身全く気にしたことが無かったので、今回車高調を取り付ける際に重量を計測し、比較してみました。
結論からお伝えしておくと約【10キロ】ほど軽くなりました。
車高調の重量計測
今回取り付けた車高調のメーカーは【イデアル】です。
車種はレクサスの【IS250】です。
車高調を取り付ける前に重量を計測したところ、約19キロでした。
計測方法は、段ボールに車高調を一式入れた状態で、体重計に乗せて計測しています。
純正ショックの重量計測
次に、取り外した純正ショックも車高調と全く同様の計測方法で、重量計測を行いました。
こちらは、約28キロでした。
今回計測している車がセダン車ということで、純正ショックの重量感は重めかもしれません。(軽自動車とかと比べると。)
車高調と純正ショックの重量比較
- 車高調 19キロ
- 純正ショック 28キロ
純正ショックと車高調の重量を比較してみると、その差は歴然です。
約10キロ程度、重量に差がある事が分かりました。
今回は、あくままで純正ショックと車高調の重量差を測る事が目的だったため、段ボールの重量は抜いていません。
▪️車高調の方が軽い理由
- 全長が短い
- バネが短い
- 部品がアルミになる
※あくまで軽くなる要因を挙げています。全ての車高調に当てはまるとは限りません。
金額の高い車高調はもっと軽い?
今回、計測したイデアル製の車高調は、素材が鉄でしたが、金額の高い車高調だと、ブラケット部分にアルミを使っているメーカーも多く、もっと純正ショックとの重量差が生まれると思います。
街乗りにしか使わない車の場合、バネ下の重さが軽くなろうと、大した差は生まれませんがサーキット走行でタイムを意識する人にとっては大きな違いに繋がります。
バネ下の荷重を減らす手段は限られていますからね。
学生時代、たまたま僕の周りにサーキットを走る集団がいて、アンダーコートの撤去や更なる軽量化のため、配線類に手を付けている人も…。
まとめ
車高調と純正ショックの重量を初めて計測してみましたが、思っているより軽くなっている事に気が付きました。
僕自身は、ドレスアップ目的で車高調の取り付けをする事がほとんどなので、重量なんて気にした事すらありませんでしたが、何かに役立つ時が来るかな?(多分来ない)
車種や車高調のメーカー、種類によっても重量差は変わってきますので、参考までに。
それでは。