IS250(GSE20)にキャンバーアダプターを取り付けしました。
基本的に18.20クラウン等も全く同じ作業方法になります。
この記事では、IS250(GSE20)にキャンバーアダプターを取り付け方法について画像多めで分かりやすく解説していきます。
キャンバーアダプター取り付けに使った工具
- ラチェット
- ソケット(19ミリ)
- メガネレンチ(19ミリ)
キャンバーアダプターの取り付けは、ボルトを2本外して固定するだけなので、使用工具は少なめです。
スピンナーハンドルはあった方が良いかも。
足回りにはこいつが重宝します。
キャンバーアダプターの取り付け方法
キャンバーアダプターを取り付ける作業手順(流れ)はこんな感じです。
- ジャッキアップし、タイヤを外す
- ナックルとロアアームを切り離す
- ナックルにアダプターを固定する
- アダプターをロアアームに固定する
ジャッキアップと、リジットラックの掛け方についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。
ナックルとロアアームを切り離す
キャンバーアダプターは、ナックルとロアアームの間に噛ませて使うので、ナックルとロアアームの固定ボルトを外します。
こちらのボルトは19ミリのソケットかメガネレンチを使って外します。
こちらのボルトを外したら、ナックルを上に持ち上げるようにすると、ナックルの下が外れます。
※車高調が外れていますが、こちらの画像は別の作業時のモノなので気にしないで下さい。車高調を外す必要はありません。
ナックルにアダプターを取り付ける
ナックルとロアアームが切り離せたら、まずアダプターとナックルを固定します。
先に、ロアアームにアダプターを固定すると、ナックルとアダプターの角度が出せなくてボルトが入らないためです。
プラスで、ナックルは素材がアルミなので、無理にボルトを入れようとすると、すぐにネジ山が破損します。
なので、先にナックルとアダプターを固定します。
ナックルをアダプターに固定する場合は、ネジロック剤を塗ります。
ナックル側はアルミなので、あまり強くボルトを締める事が出来ないため、ロック剤を塗る事をお勧めします。
今回僕が使ったのは、ロックタイトの中強度(青色)です。
ちなみに、ナックルとロアアームを固定しているボルトにも純正状態からネジロック剤が塗ってあります。
アダプターをロアアームに固定する
ナックルとアダプターが連結出来たところで、ナックルも一緒にアダプターをロアアームに固定します。
ロアアーム側の固定は、ネジ山部分が鉄なので、バネワッシャーを入れて緩みを防止します。
絶対に、ナックル側にはバネワッシャーは入れないようにして下さい。
ナックルのネジ山がダメになる場合があります。
こちら側にもネジロックを塗っても構いませんが、バネワッシャーを入れておけば緩みの心配は無いと思います。僕はこちら側には塗ってません。
最後に、4箇所のボルトの締まりを確認して作業完了です。
まとめ
キャンバーアダプターの取り付けは比較的簡単な作業です。
左右の交換時間を合わせても1時間掛からないぐらいで作業可能です。
とは言え、作業する際は各部のボルトをよ〜く確認しましょう。キャンバーアダプターのボルトが緩むケースは少なくありません。
あくまで、作業は自己責任でお願いします。
ちなみに今回僕が使ったキャンバーアダプターは自作品です。
作業時はくれぐれも安全こまめに安全確認を。それでは。