友人のY50フーガのリアアッパーアームを調整式の社外品に交換致しました。
作業自体はそれほど難しい作業ではありません。
使ったアームや工具も紹介しつつ、交換方法について出来るだけ分かりやすく解説していきます。
リアアッパーアーム交換に使った工具
- ラチェット ソケット(14ミリ)
- メガネレンチ(14、19ミリ)
- ラジオペンチ(割りピンを外すため)
これといって、特殊な工具は必要ありませんでした。
Y50フーガのリアアッパーアームの交換方法
リアアッパーアームの作業手順はこんな感じです。
- ジャッキアップする
- タイヤを外す
- スタビリンクを外す
- アームを外す
Y50フーガのジャッキアップとリジットラックの入れ方についてはこちらの記事で詳しく解説していますので割愛させて頂きます。
車をジャッキアップし、タイヤを外すとすぐリアアッパーアームとご対面です。
内側はボルト2本(ボルト頭14ミリ)、手前側にボールジョイント部分のナット(19ミリ)があります。
早速、リアアッパーアームを外すのですが、その前にスタビリンクを取り外します。
この手の日産セダンはリアアッパーアームにスタビリンクが固定されています。
スタビリンクの固定ナットは【14ミリのスパナ】を使います。
スタビリンクが取れたらいよいよリアアッパーアームを外しています。
- 奥側2本のボルト【14ミリ】
- 手前のナット【19ミリ】
少し狭いですが、問題なく工具が侵入できるので、それほど大変な作業ではありません。
ボールジョイント側は、ソケットが入らないので、19ミリのメガネレンチを用意しておきましょう。
こちらが純正のリアアッパーアームと、今回使うZ.S.Sの調整式リアアッパーアームです。
後は逆の手順で、リアアッパーアームを取り付けていきます。
リアアッパーアームを取り外すと、手前のボールジョイント側に【黒いカラー】のようなものが入っています。
こちらは外して、取り付ける社外リアアームに取り付けて下さい。
ハマり込んでいるため、少し硬いですがマイナスドライバーを当ててハンマーで叩いたら簡単に外れました。
これを移植忘れると、ボールジョイント側がガタガタです…
取り付けるとこんな感じです。
先ほど伝え忘れましたが、ボールジョイント側には割りピンが入ります。
基本的に割りピンは使い回ししないのが、セオリーですが破損が無ければ使い回しても問題はありません。(判断は自己責任で)
車の足回りには割りピンが良く使われているので、割りピンのセットを購入しておいても良いかもしれません。
リアアームを取り外す際も、取り付ける際も忘れずに。
まとめ
日産車のリアアッパーアームを交換するのは初めてでしたが、両側合わせて1時間程度で作業が終わりました。
それほど難しい作業ではないので、自分でやろうか迷っている方はチャレンジしてみても良いかもしれません。
くれぐれも作業中は細心の注意を払って行いましょう。
少し余談ですが、リアアッパーアームを取り付けてキャンバーを付ける場合は、トー角調整がキャパオーバーしてしまう場合があります。
そのため、合わせて調整式のトーコンを入れることをお勧めします。
それでは。
フロントのアッパーアーム交換方法についてはこちら。