先日、久しぶりにミニクーパーに乗ったのですが、エアコンを付けると生ぬるい風しか出てこない…。
色々と原因を探っていくと、エアコンのサクションパイプに穴が空き、冷媒ガスが完全に抜けてしまっている状態でした。
そこでエアコンのサクションパイプを入手し、パイプの交換作業を行いましたので、サクションパイプの交換方法について紹介していきます。
使用する工具
- ラチェット
- 10ミリのディープソケット
- 7ミリのソケット
- トルクスT25のソケット
- 六角レンチ(6ミリ)
今回サクションパイプの交換作業で使用した工具は上記の通りです。
※どこのサクションパイプを交換するかによっても変わってくるかもしれませんが…。
エアコンのサクションパイプ交換方法
今回穴が空いてダメになってしまったサクションパイプは、コンプレッサーからバルクヘッドから室内に入っていく場所。そのため、運転席側のタイヤハウス側でボルト1本。エアクリーナーの上側でナット1本。
合計2本のボルトとナットを外せば交換が可能です。
▪️サクションパイプの品番
車高を下げると、ドライブシャフトと干渉してダメになります…。今回、上に吊り上げていたのですが、それが外れて落ちていたみたい。
下側のパイプ連結箇所は、運転席側のタイヤを外してタイヤハウス内のカバーを少しめくってやると、六角のボルト1本で固定されています。ボルトを外したら、連結部分が外れます。
エアクリーナーの奥側のバルクヘッド側は、ボンネットからアクセスしました。
エアクリーナーボックスが邪魔だったため、外して作業しています。7ミリのソケットでダクトパイプを外して、トルクスのT25でBOXを固定するネジを1本外したら簡単に外せます。
こちらは少し狭く工具のアクセスが悪いですが、ヘッドの角度が変えられるタイプのラチェットを使用し、簡単に取り外し可能でした。
2箇所の連結部分を外したら、ボンネット側からサクションパイプを上手いこと引き抜いてやれば、車体からパイプを引っ張り出すことが可能です。取り付ける際にも、同様にボンネット側から上手いこと入れてやり、取り付けボルトとナットを2本固定したら交換作業は完了です。
まとめ
交換後は、車屋さんにて真空引きをしていただき、エアコンの冷媒ガスを適量に補充してもらえたら、再度エアコンが効く車になるかと思います。
交換自体はそれほど難しい作業ではありませんので、比較的誰にでも交換が可能かと思います。
サクションパイプの交換後は、根元側からアルミのパイプを曲げて形状を変更しつつ、ドライブシャフトとサクションパイプのクリアランスをバッチリ取っておきました。
強引にパイプを曲げると、パイプが割れたりクラックが入る可能性があるかと思いますので、そこだけ注意です。
それでは。
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