近々、クラッチワイヤーを分解する予定があるため、クラッチワイヤーのタイコ部分を自作することに。
そこでこの記事では、クラッチワイヤーのタイコ制作方法について紹介していきます。
クラッチワイヤーだけではなく、ブレーキやアクセルワイヤー等のタイコも製作可能です。
以前、スロットルワイヤーのタイコを再作した時には、サイズが小さかったので別の方法で行いましたが。
使用する材料と工具
- 真鍮丸棒 6ミリ
- ノギス
- 2.5ミリのドリル
- パイプカッター
- ポンチ
- インパクトドリル
使用する丸棒の径は、自分のクラッチワイヤーのタイコに合わせて変更し、開ける穴に関してもクラッチワイヤーの径によって変更します。
真鍮を使用する理由は、半田付けでワイヤーに固定するため。
真鍮の丸棒は、ホームセンターでも入手可能です。
クラッチワイヤーのタイコを自作
まずは、真鍮の丸棒を必要な長さにカット。グラインダーか高速カッターで切る予定でしたが、雨が降っていて室内で使える工具を探したところ、パイプカッターに行きつきました。パイプじゃないけど、真鍮ぐらいなら切れますね。
※お勧めはしません…。
真鍮の丸棒をカットしたら、ど真ん中にセンターポンチを打って、ドリルで穴を開けるだけ。
これにて、クラッチワイヤーのタイコが完成です。
これでクラッチワイヤーのタイコ部分を切断して、クラッチワイヤーを分解しても、再度タイコを取り付けることが出来ます。
念の為、実際に使用するクラッチレリーズアームのタイコを引っ掛ける箇所に、今回製作したタイコを仮合わせしておきました。全長、外径、穴位置全てドンピシャです。
▪️今回のタイコサイズ
- 太さ 6ミリ
- 全長 10ミリ
- 穴径 2.5ミリ
まとめ
今回は、クラッチワイヤーを補修するためにタイコを作ったわけではありませんが、クラッチワイヤーのタイコは簡単に製作可能ですので、もし補修したくてタイコが必要なら自作してしまうのが良いかと思います。
どうしても作れない…。
という方は、既製品でもタイコは販売されているので、そちらを購入したら良いかと思います。
メーカーによっては、芋ネジで固定するタイプのタイコも。
それでは。
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