モンキーのディスク化に伴い、1点質問があるのですが、ブレーキマスターのピストン径はどれを使用すれば良いのですか?使用予定のキャリパーはブレンボのカニです。
先日、このような質問を頂きました。
そこでこの記事では、モンキーのブレーキをディスク化する際のマスターシリンダー径について少しお話ししていきます。
ブレンボキャリパーには何ミリのマスターシリンダーを使用する?
モンキーをディスク化する際、2ポットキャリパー使用の場合、使用するブレーキマスターのピストン径は1/2インチかもしくは11mmのピストン径を使用する場合が多いです。
- 1/2インチ(12.7mm)
- 11mm
どちらかと言えば、1/2インチ(12.7mm)を使用する方が多い印象です。
今現在、1号機のダックスに取り付けているマスターシリンダーも1/2インチ。その前に使用していたマスターは11mmでした。
▪️1/2マスター
▪️11mmマスター
個人的には11mmがおすすめです
ブレーキマスターシリンダーのピストン径を変更すると、ブレーキレバーを握った際のピストン稼働量が変化するため、ブレーキの効き具合が変わります。
※同じだけブレーキレバーを握った場合。制動力そのものが変化するわけではありません。
足回りの仕様によっても話が変わりますが、モンキー純正のフロントフォークだった場合、あまりブレーキがガツガツ効いてしまうと、頼りない動きをするサスペンションなだけに、恐怖を覚えることも。
その点を考慮すると、12.7mmのピストン径を使用するよりも、ピストン径をちょっぴり小さく11mmにした方が、ブレーキレバー操作での調整が効きやすくなるため、個人的には11mmがおすすめです。
NSRなどの正立フォーク、はたまたKSR等の倒立フォークなどを使用して、しっかりストロークが効く足回りだったら話は変わってきますが。それでも、11mm(ピストン径)は小さめが好きですが。(個人的にはですが。)
純正のブレーキマスターを流用するような場合は、ホンダのDIO系純正マスターがピストン径11mmだったかと思います。
まとめ
ブレーキマスターのピストン径は、人それぞれ好みがありますので、一概にこのサイズ。とお伝えすることは出来ませんが、ブレンボのカニキャリパーであれば、1/2インチ(12.7mm)か11mmのピストン径を使用される方が大半です。
個人的な好みを言うと、ピストン径を小さくした方が、ブレーキレバーの操作でブレーキの効き具合をシビアに微調整しやすい点から、11mmをおすすめします。
人によってその辺は好みがあるので一概には言えませんが…。
▪️11mm
あんまりブレーキがガツガツ効く感じが好きではないので…。ダイレクトなブレーキ感を求めるのであれば、NISSINの1/2が結構ガツガツしたイメージです。
▪️1/2インチ
それでは。
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