先日、購入したN-BOXのバンパーが前後ともに、ぶつかったことが原因で変形している…。
ぶつけてからかなりの時間が経過しているため、完全には直らないかもしれませんが、ヒートガンにてバンパーを温めながら修理していきますので、そちらについて簡単に紹介していきます。
変形ぐらいであれば、素人でも比較的簡単に修理が可能です。(やらないよりは全然マシになるぐらいには。)
バンパーの変形をヒートガンにてDIY修理
作業途中の写真はほとんどありませんが、バンパーが変形してしまっている付近を全体的にヒートガンで温めて、バンパーの形状が元通りになるよう、力をかけて形状を復元してやります。
注意点とポイントは…
- ヒートガンを近付けすぎない
- 1箇所を温め過ぎない
- 冷えるまで力を加え続ける
- 変形している箇所の周りも温める
バンパーを温めた状態で形状が直るように力をかけて、その状態を保ちながら冷えるのを待つだけ。
これを何度かやってやれば、膨らんでしまっていたバンパーは、元の形状へ近づいていきます。
▪️ビフォー
▪️アフター
▪️ビフォー
▪️アフター
今回は、変形してしまってから数年ほどの時間が経過しているため、復元がイマイチではありますが、変形を直す前と後ではバンパーの形状が純正の状態に近づているのは確かです。
リア側のバンパーは、変形が凄かったため、Cクランプを使用してインナーカバーと押さえつける形で、冷えるまでキープ。
冷えるまで待つのが面倒という方は、温かい状態でバンパーを抑えながら水を掛けて一気に冷やすのも1つの手段です。
今回のように凹みや折れではない膨らみのような変形であれば、素人でも比較的簡単に元の形状への復元が可能です。完全には直らんかったにせよ、かなりマシにはなるレベルです。
完璧に直したい。という方であれば、バンパーをそっくり交換してしまうなり、板金屋さんに修理を依頼するのがベストかと思いますが、とりあえず目立たなくなれば良い。という方であれば、この方法がお勧めです。
ヒートガンも結構安価に入手可能ですからね。
変形から時間が経てば経つほど修理は困難に…
バンパーをぶつけてしまい、バンパーの形状が変形してしまったケースは、時間が経てば経つほど元の形状へ修復するのが難しくなってしまいます。
変形した状態で癖が付いてしまうためです。
そのため、バンパーが変形してしまったら、なるべく早めにヒートガンで温めつつ、元の形状になるよう力を加えて、冷えるまでその状態をキープする。というやり方で形状を元に戻してやることをお勧めします。
今回のケースも、ぶつけてからすぐにこの対処をしてやれば、もっと綺麗に元の形状に戻ったかも。
まとめ
バンパーをぶつけてしまい、バンパーの角が変形してしまうケースは珍しくありません。今回紹介しているような、変形であれば、ヒートガンを使用して、バンパーを温めてやることで、あらかたバンパーの形状を復元修理することが可能です。
※純正バンパーであれば。社外バンパーはまた話が変わってきます。
ヒートガンとバンパーの距離が近かったり、一点に集中して温めてしまうと、バンパーの塗装がダメになってしまうので、そこだけ注意です。また、変形している箇所をピンポイントで温めるのではなく、変形している周りも一緒に温めてやると、形状が元通りになりやすいです。
変形してから時間が経ってしまうと、癖が付いてしまうため、なるべく早めに対処してやった方が簡単に形状を復元することが可能です。
それでは。
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