自分の車はもう長いことクーラントの交換をしていないけど、クーラントって交換しないとどうなるの?
先日、友人よりこんな話が…。
そこでこの記事では、クーラントの交換をしないとどうなるのか?どんな問題があるのか?と言うテーマについて簡単に紹介していきます。
クーラントの交換をしないとどうなる?
車のクーラントを交換しないまま、古いクーラントをずっと使い続けていると、クーラントが劣化し、冷却効率が下がるため、エンジンだったり、水回りの部品に負担が増えて、部品の寿命を縮めるリスクがあります。
冷却効率が下がるため、エンジンや水が通る通路の温度が上がることで、金属やプラスチック、ゴムといった部品に掛かる負担が大きくなると言うことです。
最もわかりやすいところのトラブルで言うと、クーラント漏れが起こる可能性が高まると言う点です。
※クーラントをしっかり交換していたら、クーラントが漏れないのか?と言われれば、決してそんなことはありませんけどね….。
クーラントには以下のような性能があります。
- 防錆
- 凍結防止
- 消泡
古くなったクーラントでは、これらの性能が徐々に低下していくため、クーラントが泡立ってしまったり汚れたりしていくため、冷却効率が下がります。
そうなると、エンジンはもちろん、クーラントの温度も高くなるため、クーラントの通り道であるウォーターラインに使用されているプラスチックの部品やゴムの部品に掛かる負担が大きくなり、結果として水漏れのトラブルに繋がったりします。
自宅で簡単にクーラントを交換する方法がある
オイル交換は、自分でやったりするけど、クーラントの交換はエア抜きの作業もあるし、自分でやるのは大変だからなかなか交換せずにダラダラ来ている…。
そんな方も珍しくありません。
しかし、クーラントの交換を自宅で簡単に行う方法があります。エア抜き作業も不要です。
もし、クーラントの交換は自分ではなかなか出来そうになくて、放置している。と言う方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
まとめ
クーラントの交換をしないまま乗っていると、クーラントが劣化することでエンジンだったり、クーラントの通路に使用されているプラスチックやゴムの部品の負担が大きくなり、水漏れのトラブルを発生する可能性を高めてしまう行為だったりします。
- クーラントが泡立ってしまう
- クーラントの通路が錆びてしまう
最近の車は、ロングライフクーラントを使用しているメーカーが増えてますが、しっかりクーラントの交換時期を把握しておき、交換時期が来たらしっかり交換することをお勧めします。
クーラントの量が適量入っており、クーラントの色が明らかにおかしい(真っ茶色とか)ようなことがなければ、交換なくても今すぐに何か大きなトラブルになる。と言うケースはほとんど無いかと思いますが…。
それでは。
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