クーラントを交換している最中に、エンジンルーム側にクーラントをガッツリこぼしちゃったんだけど、これってどうすれば良い?放置はまずいよね?
少し前に友人よりこんな相談を。
そこでこの記事では、クーラントをエンジンルーム内にこぼしてしまった場合の対処方法について紹介していきます。
クーラントをエンジンルーム内にこぼした場合はどうする?
クーラントを補充する際に、エンジンルーム側にこぼしてしまった場合、こぼした箇所に水道水を掛けて洗い流してやればOKです。
ラジエター付近を洗い流すことになるかとは思いますが、その際近くにオルタネーターや吸気、カプラー類等がある場合には極力水をダイレクトに掛けないようにだけ注意です。
掛かってしまっても多少であれば、壊れたりはしないですけどね。
もし、補機ベルト類に水がガッツリ掛かってしまった場合は、濡れたままだとベルトが滑ってしまうので、少し乾燥さてからエンジンを掛けると滑りが発生しなくなります。
放置しても特別問題はありませんが、今後クーラントが漏れた痕跡なのかこぼしたクーラントなのかの判別がしにくくなるので極力、その場で洗い流してしまうことをお勧めします。
パーツクリーナーの使用はお勧めしない
クーラントをこぼした際に、パーツクリーナーで部分的に掃除をしようと考える方もいらっしゃるかと思いますが、基本的にプラ部品やゴム部品にとって、パーツクリーナーは部品を痛めることになるので使用はしないことをお勧めします。
- ゴムホース類
- 補機ベルト周り などなど
パーツクリーナーなんて使用しなくても、水で簡単に洗い流せるので、水だけでOKです。
エンジンルームに直接水を掛ける行為に抵抗があるようでしたが、ウエスやタオル等に水を含ませて、拭いてやればOKです。
まとめ
エンジンルーム内にクーラントをこぼしてしまった場合は、クーラントをこぼした付近に水道水を掛けてやり、こぼれたクーラントを洗い流してやればOKです。
水を掛けてやれば、クーラントはすぐに流れ落ちていきますので、これだけOK。
下手にパーツクリーナー等を使用してしまうと、ゴム類の部品を傷める行為に直結しまうので注意です。
こぼしたクーラントを放置していても、大概の部品には影響ありませんが、こぼしたクーラントなのか、どこからか漏れているのか判別しにくくなるので、その場で洗い流してしまうことをお勧めします。
※カプラーの中等に入り込むと、サビ等で接触不良の原因になる場合があります。
それでは。
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