クーラントって何で色が付いているの?透明のクーラントもある?
こんな疑問を持たれる方も中にはいるようで…
この記事では、なぜクーラントには色が付いているのか?また、透明のクーラントは存在するのか?というテーマでお話ししていきます。
クーラントに色が付いている理由
クーラント(冷却水)に色が付けられている理由は、クーラントが冷却水路から漏れた時に、クーラントが漏れていることが一目で分かるように色が付けられています。
エンジンルームからは、エアコンから水が出たり、時にはオイルが漏れていることも。そんな時、すぐに漏れているものがクーラントだと判断できると言う整備性の問題でもありますね。
メーカーによって、クーラントの色が異なる場合がありますが、この色の違いについては、特に深い理由はありません。
色がピンクだったり、緑だったり、青だったとしても、クーラントそのものの性能には変わりありません。
透明のクーラントも存在する
滅多に見ることもないし、あまり認知もされておりませんが、無色透明のクーラントも存在します。
クーラントが無色透明になっている理由までは分かりませんが、競技用専用として売られているクーラントだと、透明のクーラントがあります。
クーラントに色が付いているのがどうしても気に食わない…。透明にしたいな〜。
そんな方がいればこの手のクーラントを使用すれば、クーラントを透明にすることは可能です。
ただし、この手の競技用クーラントは熱を多く奪い、水温上昇を緩やかにする特性を持ったクーラントであるが故、一般的なクーラントでは0度以下になってもある一定水温まで、クーラントが凍ることはありませんが、0度を超えると凍るので注意です。
※どうしても使用したいなら、説明は良く読むことをお勧めします。(一般の車やバイクに入れる人はいないと思うけども…。春夏秋限定とかなら使用可能ですね。)
まとめ
クーラントに色が付いている理由は、漏れた時に一目でクーラントであると言うことが分かるように。と言うのが理由で、すなわち整備性を加味して色が付けられています。
クーラントの成分的に色が付いているわけではありません。
そのため、無色透明のクーラントも存在します。
それでは。
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