車のエアコンガスを補充したんだけど、ガスを入れすぎちゃったみたいなんだけど、これって放置しているとどうなるの?
エアコンの効きが悪く、安易にガス補充を行い、このような末路を辿るユーザーも珍しくありません…。
そこでこの記事では、車のエアコンガスを入れすぎるとどうなるのか?というテーマでお話ししていきます。合わせて、ガスを抜くにはどうしたら良いのか?という点についても簡単に紹介していきます。
車のエアコンガスを入れすぎるとどうなる?
車のエアコンガスを入れすぎた場合、コンプレッサーが圧力に負けてコンプレッサーがうまく作動しないことで、エアコンが全く効かない状態になります。また、エアコンガスを入れすぎた状態で、コンプレッサーに負荷を掛け続けてしまうと、壊れていなかったコンプレッサーを破損させる場合も…。
- エアコンが効かない
- コンプレッサーが壊れる
そのため、もしエアコンガスを入れすぎたという認識があるのでれば、エアコンガスを抜くまではエアコンのスイッチを入れないことをお勧めします。
ガスを抜くだけであれば、それほど費用は掛かりませんが、コンプレッサーの交換となればそれなりの費用が掛かってしまいます。
車種にもよりますが、コンプレッサーはそこそこの値段しますし、エアコンガスを全て回収し、交換。そこからガスの補充作業になりますので、諭吉さんが数人必要です。
エアコンガスの抜き方
エアコンのガスは車に限った話ではなく、大気放出が禁止されています。有害物質なため、大気汚染につながることが禁止の理由です。有名どころでいうと、オゾン層の破壊ですね。(専門家ではないので、その辺詳しくは知りませんけども。)
そのため、エアコンガスを抜く際には、専用のフロン回収機という機械を使って、エアコンの中にあるガスを回収してボンベに入れ込み、ガス回収業者にて処分してもらいます。(再利用なのかな?)
そんな理由から、DIYでエアコンガスを抜くのは不可能に近いです。回収機を購入して、ボンベを用意したら抜けないことも無いですけど…。DIYユーザーが購入するような金額ではないです。
もしエアコンガスを抜きたい場合は、車屋さんなりガソリンスタンド等に出向いて、ガスの回収をお願いする必要があります。
※間違っても、大気にそのまま放出しないように。
ちなみに、車のエアコンガスを抜いて、そのガスをそのまま再利用できる機械もあったります。
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まとめ
エアコンガスを入れすぎてしまうと、圧が掛かりすぎてコンプレッサーがうまく動かなくなります。そうなれば、当然エアコンから冷たい風は出てきませんし、最悪の場合エアコンのコンプレッサーが壊れちゃいます。
もし入れ過ぎてしまった場合は、抜くまでエアコンの使用はやめて、近くの車屋さんやガソリンスタンド等でガスを抜いてもらって下さい。
エアコンガスは大気放出が禁止されているため、DIYでガスを抜くのは無理があります…。フロン回収機を購入したら話は別ですが。
それでは。
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