先日、R56ミニクーパーに乗っていると、信号待ちでメーター内の液晶に車がリフトアップされているマークが点灯しました。
急に、メーター内にリフトアップの警告灯が点灯しちゃったんだけど、これってヤバイの?何か壊れた?
こんな不安をいただく方も珍しくないかと思います。そこでこの記事では、BMWやミニクーパーでリフトアップの警告灯が点灯する原因について紹介していきます。
リフトアップの警告灯が点灯する原因
BMWやミニクーパー(BMW MINI)のメーター液晶内に、上の画像のような車をリフトアップしている警告灯が点灯する最もありがちな原因は、ブレーキパッドの残量低下です。
フロントかリアのブレーキパッド残量が無くなり、ブレーキパッドセンサーがブレーキローターによって削れて、断線することでメーター内にブレーキパッドの残量がなくなっていることを知らせてくれる警告灯です。
この場合、リフトアップの警告灯と共に、サイドブレーキの警告灯が同時に点灯します。
これはサイドブレーキを解除したとしても、消えません。
サイドブレーキを解除してみても、サイドブレーキの警告灯が消えない場合は、ブレーキパッドの残量を確認することをお勧めします。
ブレーキパッドを交換後、警告灯は自らリセットしてやらないと、消えませんのでそこだけ注意です。パッド交換をしても自然に消えることはありません…。
ちなみに、ブレーキの警告灯は診断機等を使用しなくても、メーター内の操作でリセットすることが可能です。
※あくまでも、このリフトアップの警告灯が点灯する場合の多くは、ブレーキパッドの残量であるケースが多いですが、中にはそうではなく、車に異常があるケースもありますので、ブレーキ側の警告灯がセットで出ない場合は、確認が必要です。
このまま走行しても大丈夫?
リフトアップの警告灯が点灯してしまったけど、すぐに車屋さんに行けない…。しばらくこのまま走行していても大丈夫かな?
ブレーキパッドの残量が低下して、リフトアップの警告灯が点灯している場合であれば、点灯からしばらくそのまま走行しても問題ありません。
警告灯が点灯した直後であれば、ブレーキパッドの残量は3ミリ程度残っている状態。この状態であれば、すぐにブレーキパッドが無くなり、ブレーキ性能に問題が発生するレベルではありませんので、そのまま走行しても大丈夫です。
ちなみに、こちらの画像はブレーキ警告灯が点灯した直後に外したブレーキパッドの様子です。新品と比較しているので、当然パッドの残量は少ないですが、まだパッド残量は3ミリ程度ある状態です。
そのため、リフトアップの警告灯が点灯したからと言って、そこまで急いでディーラーや車屋さんに駆け込む必要も無いです。
※時間が取れるなら、忘れないうちに行った方が良いかとは思いますが…。
まとめ
メーター内に車がリフトアップされている警告灯が点灯する原因は、ブレーキパッドの残量低下が一番ありがちです。
この場合、ブレーキパッドとブレーキパッドの残量センサーを交換したのち、メーター内のボタンを使って、リセットしてやれば、ブレーキの警告灯を消すことが可能です。
リフトアップの警告灯とサイドブレーキの警告灯が同時に点灯しているケースに関しては、ブレーキパッドの残量が少ない状態ですので、早めの交換をお勧めします。
それでは。
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