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【R56】ミニクーパーの定番の水漏れ箇所について。修理費用についても合わせて紹介

先日、購入してきたR56ミニクーパーも一通りメンテナンスが完了し、水漏れの修理も無事に完了。

 

今R56ミニクーパーに乗っている人やこれから購入しようと検討している方に向けて、R56ミニクーパーの定番水漏れ箇所について紹介していこうかと思います。

 

合わせて、それぞれの水漏れ箇所を修理する際に掛かる費用についても、紹介していきます。

 

 

目次

【R56】ミニクーパーの定番の水漏れ箇所

 

R56ミニクーパーの水漏れ(冷却水)で定番の箇所は以下の部分になります。

 

  • ウォーターポンプ
  • サーモスタットハウジング
  • ウォーターパイプ
  • オイルフィルターハウジング

 

大体、R56ミニクーパーの冷却水が漏れる箇所としては、この4つが定番箇所になります。

 

ウォーターポンプ

 

 

R56ミニクーパーのウォーターポンプは、樹脂で出来ている部品が使用されているケースが多く、この樹脂のウォーターポンプ本体が割れたり、熱によって歪みが発生し、水漏れが発生するケースが多いです。

 

先日、購入してきたR56ミニクーパーも、ウォーターポンプからクーラントが滲んでいる状態でした。

 

 

 

 

ウォーターポンプの取り付け場所は、エンジンの真横、下側に取り付けられているため、エンジンルームの上側からは確認することが出来ませんので。タイヤを外して下側を覗き込む必要があります。

 

基本的に、ウォーターポンプからの水漏れがある場合は、ウォーターポンプ本体を丸々交換することになります。

 

交換する際には、対策品の金属製ウォーターポンプの使用が基本です。

 

仮に、ウォーターポンプ部分を覗き込み、クーラントが漏れていない場合でも黒い樹脂製のポンプが取り付けられている場合は、漏れてくるのも時間の問題かと思いますので、早めの交換をお勧めします。

 

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サーモスタットハウジングとウォーターパイプ

 

ミニクーパーに限らず、欧州車はサーモスタットハウジングからの水漏れが非常に多いです。

 

サーモスタットのハウジングは樹脂で出来ており、樹脂と樹脂を溶着して作られているのですが、この樹脂と樹脂の継ぎ目から水が漏れてきます。

 

▪️サーモスタットハウジング

 

エンジンとの合わせ面にゴムパッキンが使用されていますが、ここから漏れるというケースは稀で大概本体から漏れます。そのため、修理する際にはサーモスタットハウジングを丸々交換する形になります。

 

また、このサーモスタットハウジングとウォーターポンプを繋ぐ、ウォーターパイプという部品もよく割れて水漏れの原因になるパーツの1つです。

 

 

上の画像赤丸部分にサーモスタットハウジングがあり、そこから矢印のラインを通って、ウォーターポンプ部分に差し込まれておおります。

 

ウォーターポンプを外すと、下の画像のようにウォーターパイプが刺さっているのが確認できます。黒い部分がウォーターパイプです。

 

 

ウォーターパイプは、インマニの下側を通過しております。

 

あまりミニクーパーについて詳しくない車屋さんに修理を依頼すると、サーモスタットハウジングのみを交換してウォーターパイプ側を交換しない場所があったりしますが、ここはセットで交換が必須です。後々ウォーターパイプ側から水が漏れて2度手間になる可能性が高いです。

 

 

オイルフィルターハウジング

 

オイルフィルターハウジングに関しては、水よりも先にオイルが漏れるケースが多いので、オイル漏れ修理をすぐにしておけば、水漏れのリスクはかなり回避出来るかと思います。

 

オイルフィルターハウジングから、なぜ水が漏れるの?

 

そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。それはシンプルにオイルフィルターハウジンの中にクーラントが流れる通路があるため、水漏れすることがあります。オイルと同様に、Oリングによってクーラントの漏れを止めてあります。

 

フィルターハウジングに関しては、本体は金属製で出来ているため、ゴムパッキンを交換するだけになります。

 

パッキン本体は正直いくらもしない部品ですが、オイルフィルターハウジングを取り外すまでに、バンパーを外したりラジエターやらコンデンサーをズラしたりと作業工程がお多いため、工賃が高くなってしまうのが難点です…。

 

エンジンとラジエターのクリアランスが広く、作業スペースが取りやすいクロスオーバーに関しては、工賃がその分安くなる為、費用が安いみたいです。

 

水漏れ修理に掛かる費用

 

依頼する車屋さんによっても、工賃の開きがあるので一概には言えませんが、1つの目安として知り合いの車屋さんに修理金額の見積もりをお願いしましたので、その時の金額でお伝えしていきます。

 

  • ウォーターポンプ          3〜4万円
  • サーモスタットハウジングとパイプ  3〜4万円
  • オイルフィルターハウジング     3万円

 

元々ウォーターポンプの交換をお願いしようと、見積もりを依頼していたのですが、GW明けの作業になりそうだったため、GWの暇潰しに自分で交換してしまったので、正確な金額は分からぬまま。

 

ただ、過去に作業した時の費用でこのぐらいの費用が掛かる。とのことでした。金額に開きがあるのは、使用するパーツによりけり。といった内容です。純正を使用するのか、OEMを使用するのか。

 

ウォーターポンプに関しては、OEM品を使用される方が多いです。(先日、自分のミニもOEM品で修理しました。)サーモスタットハウジングに関しては、ウォーターポンプと比較すると純正品を使用されている方が多い印象を受けます。

 

▪️純正OEM DAYCO製のウォーターポンプ

 

※もちろん、OEM品を使用されてる方もいらっしゃいますが。

 

サーモスタットハウジングとウォーターポンプを繋ぐウォーターパイプに関しては、必ず純正品を使用して修理した方が良いよ。と車屋さんより教えて頂きました。安いものを使用すると、漏れるみたいです。ただ刺さるだけの構造なので、取り付け部分の作りが荒いとすぐ漏れるような接続方法なので…。

 

安物に関しては、5千円程度。純正品に関しては1万円を少しオーバーするぐらいですが、それでも純正品一択みたいです。

 

 

まとめ

 

R56ミニクーパーの水漏れは、以下の4箇所から漏れてくるケースが大半です。

 

  • ウォーターポンプ
  • サーモスタットハウジング
  • ウォーターパイプ
  • オイルフィルターハウジング

 

ウォーターポンプとサーモスタットハウジング、ウォーターパイプに関しては、どこか1箇所からの水漏れを発見した時点で、まとめて全部交換してしまうのが、良いかと思います。

 

直近に交換歴がある部品が混じっているのであれば、ともかく…。

 

交換歴がない車であれば、漏れてくるのは時間の問題ですし、クーラントの使用やクーラントのエア抜き作業が1回で済むので多少工賃が安上がりになります。仮にサーモスタットハウジングを交換した後に、裏のパイプを交換するとなれば、ほとんど工賃が2度かかるぐらいの勢いになります。

 

それでは。

 

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