先日購入してきた、R56ミニクーパー(第二世代)の作業をするにあたり、ジャッキアップする機会も多いので、この記事では、ジャッキアップポイントの紹介とリジットラックを掛ける場所について紹介していきます。
ミニクーパーの場合、サイドからジャッキアップして、前後両輪持ち上げる方法もありますので、そちらも紹介していきます。
【R56ミニクーパー】ジャッキアップポイント
R56ミニクーパーをジャッキアップする際、ジャッキを掛けられる場所は2ヶ所です。
- サイドのジャッキアップポイント
- フロントサスペンションメンバー
基本的には、このどちらかにジャッキをあてがい、ジャッキアップするのが最もスタンダードなやり方です。
フロントのサスペンションメンバーにジャッキを掛ける際には、ロアアームブッシュのブラケットが取り付けられているあたりに掛けてやれば、問題なくジャッキアップ可能です。
リジットラックを掛ける場所
基本的には、リジットラックを掛ける場所もジャッキアップする際のポイントと変わりありません。
サイドのジャッキアップポイント、もしくはサスペンションメンバーにリジットラックをかけてやります。BMWのジャッキアップポイントは、滑りやすいのでリアだけ、サイドのジャッキアップポイントにかけて、フロントはサスペンションメンバー部分に掛けて作業しています。
ここに掛ける方法が最も車体が安定するかな?と思います。
サイドの両輪を同時にジャッキアップする方法
これは昔第一世代のミニクーパーに乗っている際に、インスタグラムにてイギリス人から教えてもらったのですが、サイドステップ中央部分に木の板をあてがい、ジャッキアップする方法。
こんなやり方でジャッキアップしても良いのか?と聞いたところ、ミニはこれで良いんだ。みんなこの方法でジャッキアップするよ。と仰ってました。イギリス人が言うなら間違いない。
この方法でジャッキアップする機会もちょこちょこありますが、ボディ側が凹んだりサイドステップが痛んだりしたことはありませんので、問題ないかと思います。
ホームセンター等で売られている木の板を使用します。木の板を入れる際には、サイドステップの奥側までちゃんと木の板が入り込んでいるか確認してから、ジャッキアップをしてください。
▪️注意点
以下のような場合は、この方法でジャッキアップが出来ないケースがあります。
- 社外品のサイドステップ装着
- JCWのサイドステップ装着
この2点に関しては、サイドステップとサイドのフレームの間にスペースが出来てしまうため、この方法でジャッキアップしてしまうと、サイドステップが破損する可能性がありますので、注意して下さい。
※社外品に関しては、確認しきれませんので分かりませんけど、JCWのサイドステップにはこの方法、無理です。
まとめ
R56のジャッキアップポイントは、サイドのジャッキアップポイント、もしくはフロントのサスペンションメンバーが該当します。
取り扱い説明書に記載がある方法ではありませんが、片側の後輪と前輪を両方いっぺんにジャッキアップしてい際には、木の板をサイドステップの下部にあてがい、車体中央部分でジャッキアップし、両輪を一度に持ち上げる方法もあります。
僕自身、この方法で何度もジャッキアップして問題がないことを確認した上で情報共有していますが、自己責任でやって下さいね。
この方法を使わなくても、フロントのサイド部分にあるジャッキアップポイントでガッツリ上げてやれば、リア側のタイヤも一緒に浮きますので、リアにリジットラックを掛けつつ、サスペンションメンバーにフロント側のリジットラックを入れ込むことも可能です。
※ミニはボディ剛性が強いので、そうそう歪みは発生しないかと…。
それでは。
▪️関連記事はこちら